2016年7月10日日曜日

福島原発事故が起きた翌々年、2013年06月06日から06月10日の「阿智胡地亭の非日乗」の記事

2013年06月10日(月)
阿智胡地亭便りから   「#62  風が吹く  東山魁夷展」
2004年5月作成・メールマガジン発信

1、なんか何とも言えない懐かしい風景だなあと思ってその絵の方へ寄っていった。 やわらかい緑の色調の中に山並と小川と農地が広がっている。 九州若松市二島町時代の小学校への通学路で見たような、 茨城県藤代町時代の家族サイクリングの途上で見たような、そんな風景だった。


「郷愁」昭和23年、(信州茅野の郊外、ふと通りがかりにしておいた簡単な スケッチから構想を得ました・・)と掲示された説明文にあった。

そうか、茅野なんだと思った。子供の頃夏休みに母の里の茅野に行っていた頃の、あのあたりの風がこの絵の中から流れてきたのだと思った。

2、柳の木が湖の側に何本も何本も、遠くにも近くにも長い枝と葉を垂らして風に吹かれている。   長い長い襖絵だ。こんなに大きな墨絵の連なりははじめて見た。
 
 
美術館という建物の中なのに、あたりにそよ風がふいて首筋をやわらかい風が流れていく。 柳の葉のハズレの音が聞こえる。 先に歩いていた相方もまた戻ってきて二人ともこの襖絵の前に長くいた。 唐招提寺障壁画のうち「揚州薫風」という作品だった。

鑑真和上は揚州に長くおられて 当地から苦労されて日本に来られた。

3、兵庫県立美術館は前は王子公園の近くにあったが、今は川鉄葺合工場や 神戸製鋼が移転した跡地が再開発されそこに移った。

移転後はじめて行ったが小学校、中学校も新設された新しい大住宅ゾーンの 中に美術館はあった。 今回の東山魁夷展は彼に縁が深い横浜と神戸で開かれ、信州の東山魁夷美術館をはじめ 日本各地にある作品が集められ展示された。

彼の作品の集大成という触れ込みで暫らく これだけの作品を集める事は出来ないだろうと新聞広告にも出た。 そして一番の目玉は唐招提寺の障壁画が全て展示されていたことだ。 そのせいか会場は平日でも込み合っていた。他県ナンバーの観光バスも来ていた。

唐招提寺では画の近くには寄れないし、照明が暗いので今回はじめて良く観賞できたと いう声が隣で聞こえたが、精密で壮大な、これが一人の人の人間技かと思うものを見せてもらえた。

  50日ほどの会期のうち前期、後期で17枚ほどが展示替えされたので家から車で20分ほどで 行けることもあり結局2回行った。

不思議なもので展示替えされた画は、これは前期にはなかった とすぐわかる。後期に一緒に行った娘が「お父さん、こんなに沢山画があるのによくわかるね」 と何年かぶりで褒めてくれた。

後期は終了2日前の金曜日に行ったが閉館時間が夜の8:30に 延長されていても人で一杯だった。

4、東山魁夷は横浜で生まれ、海具商の父親が神戸に引越したので3歳から神戸に移り、 神戸二中(今の兵庫高校)を出て東京美術学校(現東京芸大)に入学するまで神戸に住んだ。

そしてドイツに留学したりして風景画家として世にでたが、信州の風景が好きで 信州を良く歩き題材にした。今常設館として東山魁夷美術館が長野の善光寺の隣にあるそうだ。

会場に東山魁夷の写真が何枚か展示されていた。そのうちの一枚に神戸市立入江小学校を 後年訪ねた写真があるのを見て相方が、「ああ、思い出した、一番上の伯父さんが当時の 東山新吉さんと入江小学校の一年から神戸二中でも同級の友達だったって。

家にも遊びに来て、紙があったら なんか書いていた。そのうちの一枚でも取って置いたらよかった、ってよく話していた」と言った。
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東京へとのびる送電線に複雑な思い【福島・いわき発】 by タカじい
2013/6/ 7 13:18

3・11後に身についた"習慣"がある。車の燃料計の針が真ん中をさすと、ガソリンスタンドへ駆けつける。山中で送電線に出合うと、どこから来てどこへ行くのかが気にかかる。

いわき市川前町の"スーパー林道"(広域基幹林道上高部線)から、阿武隈高地の主峰・大滝根山(1193メートル)が見える(=写真右奥)。手前の山には風車群が、さらに手前には送電鉄塔がたつ。太平洋岸の福島第一、第二原発からのびる送電線は、いったん西の阿武隈高地へ向かい、いわきの山伝いに関東平野へと南下する。

"スーパー林道"で大滝根山と向かい合った5月初旬、後輩から定年退職あいさつの封書が届いた。第一原発が立地する大熊町の幹部職員として東電と向き合い、全町避難後はなんとかまちの将来に道筋をつけようと奮闘してきた。

3・11前であれば、あいさつ状は公務員人生を全うした安堵の文面になったことだろう。が、人類史に例を見ない原発震災に見舞われたまちの、責任者のひとりとしての苦渋がにじみでていた。

「県内はもとより日本全国に影響を与え、大変なご迷惑をお掛けしたこと、今も継続中であることに重ねてお詫びいたします」。今後は母親が避難している首都圏に仮住まいをし、不定期ながら、復興に向けた道筋をつけるためにまちの手伝いをしていく、という。

海外では、と識者は言う。原発事故を起こした日本は、日本人は加害者としてみられている。父の、いや後輩の詫び状を読み、識者の指摘を受けて、また少し認識が甘かったことを知る。少なくとも「文明の災禍」を招いた人間のひとりとして、加害意識を胸に刻みながら孫たちの世代にはわびないといけない。

こうして、阿武隈の山稜を切り刻んで東京へとのびる送電線を見る目が、思いが、だんだん複雑になってくる。

引用元
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『江戸前』に赤信号、ウナギ汚染をなぜ騒がぬ  by 団藤保晴
2013年06月08日 02:03

 在京メディアの放射能汚染への認識力は腐っています。

《東京都、基準値超セシウム検出で江戸川のウナギ出荷自粛要請》がひっそりと報じられるなんて在り得ません。

東京湾汚染深刻と研究者は昨年から警告済みです。既に5月中旬に水産庁が食品基準値以上の汚染検出と発表、東京都と千葉県は3月から汚染を把握していたといいます。

事なかれ主義の行政とタッグを組んだマスメディアの怠慢極まれりと指摘します。

東京湾汚染は一時的なものではなく、河川から流れ込むセシウムで来年春にかけてさらに悪化が予測されているのです。福島原発事故で「江戸前」魚介に完全に赤信号が出ました。

 産経新聞の《東京都、基準値超セシウム検出で江戸川のウナギ出荷自粛要請》は全文でこれだけの短い記事です。

「東京都は7日、千葉県が同県市川市の江戸川下流域で採取したウナギの放射性物質を検査したところ、食品の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える140ベクレルの放射性セシウムが検出されたことから、関係する2つの漁業協同組合に出荷自粛を要請したと発表した。

釣り客らにも注意を促す」「都がこれまでに行った検査では、30ベクレル以下で、基準値を超える放射性セシウムは検出されていなかった。都によると、江戸川や荒川など周辺の計5河川では年間約11トンの水揚げがあるという」

 ところが、スポニチが5月17日に《江戸川のウナギが基準値超 4匹から放射性セシウム》を報じていました。

これも短い記事です。「水産庁は17日、東京都と千葉県の境を流れる江戸川の中流で捕られたウナギ4匹から国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超す放射性セシウムを検出したと発表した。
検出値は最大で158・9ベクレルだった。水産庁や東京都、千葉県は3月に把握していたが公表していなかった」「問題のウナギが捕られたのは、江戸川に架かる北総鉄道の高架下と下流500メートルの地点。

近畿大学の研究者が調べたところ基準値を超えたため水産庁に通報した」「水産庁は東京都と千葉県に連絡したが『ウナギ漁は夏からで、漁期の前までは調査しない』などとして調査も公表もしなかった。

このため水産庁が保存されていた検体をあらためて調べ、今回初めて結果を公表した」

 研究者から通報があっても意図的に隠していたと判断せざるを得ません。直ちに汚染状況を調べに出動するのが普通の公務員の感覚です。出荷自粛要請ではなく強制力がある出荷制限にすべきです。

 東京湾の汚染は生易しいレベルではありません。昨年5月にNHKが《東京湾 再来年4000ベクレルに》でこう伝えました。

京大防災研の予測では「放射性セシウムの濃度は再来年の3月に最も高くなり、荒川の河口付近では、局地的に泥1キログラム当たり4000ベクレルに達すると推定されるということです。

これは、ことし1月に福島第一原発から南に16キロの海底で検出された値とほぼ同じです。比較的濃度が高くなるとみられる東京湾の北部では、平均すると海底の泥1キログラム当たり300ベクレルから500ベクレル程度と計算された」のですから、食品基準値超過を警戒して日常的なモニタリング体制を構築するべきです。

今回のウナギ汚染経緯から全く無警戒と知れます。
福島原発事故の放射能汚染で在京マスメディアには「前科」があります。2011年5月にも第261回「在京メディアは東京の年間限度線量超過も無視」で問題にしたホットスポットの存在をなかなか認めようとしませんでした。千葉・柏のような高線量ゾーンすら「流言飛語に惑わされないように」と決めつける論調を当初あちこちで見ました。

 ウナギ汚染報道の手ぬるさ、感度の低さを知ると、「大本営発表」報道はまだ終わっていません。

引用元
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大阪府警:堺署の複数警官 虚偽調書作成 毎日新聞
 2013年06月09日 16時31分

 ◇署員2人は法廷でもうその証言

 大阪府警堺署の留置場で起きた公務執行妨害事件を巡り、複数の署員が虚偽の調書作成を繰り返した疑いがあることが9日、捜査関係者への取材で分かった。2人の署員はこの事件の公判に証人として出廷した際、虚偽調書に沿ってうその証言をしていた。

今年5月に予定されていた判決期日は延期となり、審理がやり直される異例の事態になっている。府警は虚偽有印公文書作成・同行使などの疑いで調べている。
捜査関係者らによると、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕され、堺署に勾留されていた男(40)が昨年12月2日、当直中の留置管理課の男性巡査長(33)を殴ったとして、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。留置場で男が暴れ、巡査長が独断で保護室に収容する際に殴られたという。

 当時、現場にいたのは巡査長と部下の男性巡査(25)の2人だったが、上司の男性警部補(50)は、事件処理を担当した別の当直署員に虚偽の調書の作成を指示。巡査部長が現場にいなかったにもかかわらず、「巡査部長の指揮で保護室収容を決めた」という内容の調書を作らせた。

刑事収容施設法は、緊急時には現場の警察官が保護室収容を判断できると規定しているが、警部補は、普段から保護手続きを担当する巡査部長が指揮したという形の方が適切に対応したと装えると考えたとみられる。

 さらに、事件を引き継いだ堺署の刑事課員が12月15日、調書が改ざんされた一連の経緯を把握したが、「巡査長が独断で男性を収容したことを上司にとがめられるのを避けるため、(その場に巡査部長がいたかのように)巡査長と巡査が口裏合わせをした」という趣旨の2件目の虚偽調書を作ったという。

 男はその後、公務執行妨害罪などで起訴され、巡査長と巡査は今年3月に大阪地裁堺支部であった公判で、2件目の調書に沿って証言。

検察は懲役3年6カ月を求刑して結審したが、一連の問題が浮上したため、検察が審理再開を申し立て、5月7日に予定されていた判決期日は取り消された。今月25日に改めて巡査長らの証人尋問が実施される。

☆外部からの目が入らない公的集団は必ず腐敗する。

一番上に腐ったリンゴを置くと、積んだリンゴはみんな腐っていく。

これは間違いなく氷山の一角なんだろう。今や警察はでっち上げでもなんでもありの状況になっているようだ。ある意味何と気楽で、何と嫌な職場なんだろう。

 この記事は、それにしてもニュース源に興味がある。

司法ムラの内部に、今のママではあかんと思う何人かがいることを示しているのだろうか。もっと深く根っ子を調査して報道する新聞社がいて欲しいが、ないものネダリかも。
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警官は署内で窃盗しても依願退職で退職金がもらえる
大阪府警は、警官がドロボーしても逮捕されまへんねん(@_@;) (今西 憲之)
2013年6月7日

まいど、いまにしです。

昨日、大阪府警からこんな発表があったようや。

拳銃射撃2位の警官ら停職=同僚から現金盗む―大阪府警(時事通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130605-00000132-jij-soci

大阪府警の南署と淀川署の警官が、同僚警官のロッカーから カネを盗んでいたのがわかり、停職1か月の処分が下ったという。

南署地域課の男性巡査部長は、今年2月から4月にかけて、更衣室のロッカー前に置かれた同僚のカバンから10万6000円をパクったそうや。
なんでも、全国警察の射撃大会で2位、近畿大会では 優勝したこともある腕利き。だが、 「拳銃特別訓練員で普段はあんまり、南署には来ず、 訓練ばっかりです。たまに来たときに犯行に及んで ますねん」(大阪府警の関係者)

淀川署の男性巡査は署の更衣室や交番で同僚の財布から現金11万1000円を盗んだ。

同僚のことを快く思わず、盗んだと話しているそうや。

どちらも、盗んだカネを弁済、停職1か月の処分で 依願退職したという。

南署の巡査部長など、ビデオカメラを仕掛けて、 その映像に犯行が映っていたというから、 証拠もばっちり。 だが、どちらも逮捕されず、事件化されていない。

普通なら、カネを盗んだとわかった瞬間に逮捕となる。国民の常識である。 ドロボーがカネを返しますからといったところで、 逮捕はまぬがれない。 これも、国民の常識。

しかし、警察だけは別で、カネを返せば逮捕されない。

大阪府警が、日本の警察がいかにインチキで、国営暴力団と 言われても、うなずける、しゃぁ~ない内情がようわかる事件である。

【ブログ「商売繁盛で笹もってこい!」より】

強制退職にさせると、上司にも責任が及ぶ。そうならないように警察では長年、悪徳警官でも依願退職扱いにしてきた。

民間会社でこんなことがあったら即日クビだ。当然、犯罪をおかした社員の上司も管理不行き届きの責任を取らされる。

自分たち内部での警察のかばい合い。これまで依願退職扱いの大間違い、かつ不法性を指摘した大手新聞社・テレビ局は一社もない。口封じなのか、怯えて記事にようせんのか?
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アメリカ 内外の基地資産評価額ランク発表 嘉手納基地世界でトップ
嘉手納基地 米国外の基地資産評価額1位

2013年6月10日 10時05分 沖縄タイムス

 【平安名純代・米国特約記者】全世界の米軍基地や施設を対象に、米国防総省がまとめた2012会計年度の資産評価に関する報告書で、米国外基地のなかで空軍嘉手納基地の資産価値が最も高いことが8日までに分かった。嘉手納基地の1位は6年連続。

 トップ4には、嘉手納のほか、横須賀、三沢、横田で、上位20位内に7カ所の在日米軍基地が入っており、資産価値の高い米軍基地が日本に最も集中していることが分かる。

米本土を含む全世界の米軍基地・施設数は5211。そのうち米本土内に4451、七つの米領に94、米国以外の40カ国に666となっている。国別では、最多がドイツ(232)で、次いで日本(109)、韓国(85)の順となっている。

 米国外にある基地で、国別で資産総額が最多なのは在日米軍基地の約465億ドル(4兆5300億円)で、次いでドイツが346億ドル(3兆3700億円)となっている。ドイツの米軍基地の評価額は、09年度まで日本より上だったが、米軍基地の返還が進んだため、日本と逆転した。
資産評価額が最も高い基地は、嘉手納の58億700万ドル(5663億5600万円)で、昨年度比で9900万ドル(約96億5500万円)増加した。次いで横須賀(48億6700万ドル)、三沢(40億6千万ドル)、横田(39億9600万ドル)となっている。

 上位20位内に入っている最多国数は日本の七つで、次いでドイツと韓国がそれぞれ三つとなっている。

 軍別では、上位20のうち、空軍が九つ、海軍が四つ、陸軍が四つ、海兵隊が三つ。そのうち、目立つのが空軍基地の資産価値の上昇で、英国のレイクンヒース空軍基地は昨年の13位から9位、トルコのインシルリク空軍基地は21位から18位へそれぞれ上昇した。

 一方で、海兵隊基地は、キャンプ・フォスター(瑞慶覧)が昨年8位から10位、岩国が12位から14位、キャンプ・キンザー(牧港補給地区)が17位から20位へそれぞれ後退している。資産評価額は、地価を除き面積や基地内の施設数や単価などを基に算出したもの。同報告書は、米国防総省が会計年度ごとに毎年発表しているもので、米議会に資料として提出されている。
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核保有9か国批判 平和宣言原案に盛る 読売新聞
2013年6月9日

 長崎原爆忌(8月9日)の平和祈念式典で、長崎市長が読み上げる平和宣言文の起草委員会(委員長・田上富久市長、16人)の2回目の会合が8日、長崎市の長崎原爆資料館で開かれた。

市側は、平和への決意を記した憲法前文を引用した上で、日本政府に対して積極的な平和貢献や、核兵器廃絶に向けたリーダーシップを発揮することなどを求める原案を提示した。

 原案では核保有9か国を名指しし、核兵器の早期削減に取り組まない姿勢を批判。さらに、唯一の被爆国でありながら核兵器の非人道性に関する共同声明に賛同しなかった日本政府の姿勢に対する被爆地の憤りを示し、被爆者の声に耳を傾けるよう求めている。

 委員からは、原案に盛り込まれた政府や核保有国へのメッセージに賛同の声が上がる一方で、「憲法9条を手放してはならないと入れるべき」「被爆者の生の声を盛り込むべき」との意見も出た。

 田上市長は「(原案と委員の間に)大きなずれはなかった。戦争の廃虚を経験して平和を求める気持ちを誓った原点に立ち返った上で、整理したい」と話した。

 次回7月6日の最終会合では、市側が委員の意見を踏まえて練り直した文案を提示する。
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人の防衛本能    by 山田ズーニー
Lesson639 書き方をつくる 2
 一部引用・・

プライドが高く、小心な人ほど、

なにかにケチをつけることで、防波堤をつくり、

まっすぐ挑んで玉砕する恐怖から

逃れようとする。

全文はこちら
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臨床試験に製薬会社の社員が身分を隠して関与。高血圧症をあやつる製薬会社
ノバルティス論文疑惑、バカを見るのは患者?
臨床試験に社員が身分を隠して関与。データ捏造の可能性も


岡田 広行 :東洋経済 記者 2013年06月09日

高血圧症治療薬(降圧薬)の臨床試験で、前代未聞のスキャンダルが持ち上がっている。スイス大手製薬会社のノバルティスファーマが販売する降圧薬バルサルタン(商品名ディオバン)について、五つの大学で行われた臨床試験に同社の社員(現在は退職)が身分を伏せて加わっていたのだ。その社員は統計解析を担当していた。

ノバルティスはこれまで「五つの臨床試験はいずれも医師主導の試験であり、当社はデータ解析を含めていっさい関与していない」と説明していたが、5月22日にそれを撤回し、一転して関与を認めた。

これを受けて、24日に記者会見を開いた日本医学会と日本循環器学会は、京都府立医科大学を中心に実施されたバルサルタンを用いた「キョウトハート試験」について、(製薬会社社員の身分や寄付金の事実を開示しないなど)「利益相反状態の申告が不十分だった」(曽根三郎・日本医学会利益相反委員会委員長)との見解を明らかにした。

キョウトハート試験については、海外の専門誌に掲載された複数の論文でノバルティスからの寄付を受けて研究が実施された事実がまったく書かれていなかった。元社員がノバルティスの社名を隠し、大阪市立大学非常勤講師の肩書を用いていたことも判明した。

もっともここまでであれば、コンプライアンスにかかわる問題として幕引きを図ることも可能かもしれない。だが、さらに大きな問題が持ち上がっている。データの捏造や改ざんの疑惑がくすぶっているからだ。

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「福島の子ども、12人甲状腺がん」の謎 by 岡田 広行 :東洋経済 記者
がん発見率は定説の85~170倍、なのに原発事故と無関係?

12人の子どもが甲状腺がんの診断、別途15人が疑い

2011年3月の原発事故時に0~18歳だった子どもを対象に実施されている福島県による甲状腺検査で、これまでに12人が甲状腺がんと診断された。12人とは別に、甲状腺がんの疑いのある子どもも、15人にのぼっている。

これは、6月5日に福島県が開催した「県民健康管理調査検討委員会」(星北斗座長)で報告された。

甲状腺検査の責任者を務める福島県立医科大学の鈴木眞一教授は昨年の『週刊東洋経済2012年6月30日号』インタビューで、「通常、小児甲状腺がんが見つかるのは100万人に1~2人程度。1986年のチェルノブイリ原発事故で小児甲状腺がんが多く見つかったのは被曝の4~5年後からで、発症までに一定のタイムラグがある」と語っていた。

がんの発見率は、定説の100倍以上にも

だが、今回の調査で甲状腺がんが見つかった子どもの数は「100万人に1~2人」どころか、その85~170倍にものぼる。

この倍率は、11年度に1次検査を実施した4万0764人を分母として設定。一方、分子には「悪性、悪性疑い例数11人」(右上表)のうちの、7人(甲状腺がんが確定した子ども)を設定して、計算した場合の数値だ。

鈴木教授は記者会見での「(甲状腺がんは)多発と言えるのではないか」とのフリージャーナリストの質問に対して、「最新の超音波機器を用いて専門医が実施したうえでの発見率。想定の範囲ではないか」と述べているが、実際のデータは「100万人に1~2人」という従来の説明からは、かい離がかなり大きいようにも見える。

福島県によれば、甲状腺検査の対象となる子どもは全部で、約37万人だ。

11年度からの2年間では、約17万5000人の子どもが超音波検査(一次検査、11年度4万0764人、12年度13万4735人)を受けており、そのうち5.1ミリメートル以上のしこり(結節)が見つかったことなどで精密検査(二次検査)の対象となった子どもは、1140人(11年度分205人、12年度分935人、2つの表参照)にのぼる。

そのうち、すでに二次検査を受けた421人から27人が「甲状腺がんまたはその疑い」とされた(11年度11人、12年度16人、2つの表参照)。

もっとも、前ページの下表でもわかるとおり、12年度検査分では、二次検査対象者が935人なのに、実際に二次検査を実施したこどもは255人であり、検査の実施率はまだ3割にも満たない。今後、二次検査の進捗とともに、甲状腺がんと診断される子どもがさらに増加する可能性が高い。

甲状腺がんは、チェルノブイリ原発事故後に放射性ヨウ素を体内に取り込んだ子どもから多く見つかった。福島原発事故で放出された放射性ヨウ素の量は「チェルノブイリ事故時の数分の一」程度とされているうえ、汚染された牛乳が早期に廃棄処分されたことなどから、「甲状腺が継続して被曝する状況にはなかったと考えられる」(山下俊一・前県民健康管理調査検討委員会座長、長崎大学大学院教授)とされてきた。

また、今回の結果では「甲状腺がんないし、その疑い」とされた子どもの平均年齢が16~17歳前後で、9歳が最年少であることなどから、「乳児が多く発症したチェルノブイリ事故とは明らかに様相が異なる」と、新たに委員に就任した清水一雄・日本甲状腺外科学会理事長(日本医科大学内分泌外科大学院教授)は説明している。

謎に包まれる被曝状況

しかし、最大のカギを握る個々の子どもの被曝状況は、ベールに包まれている。原発事故後、床次眞司・弘前大学被ばく医療総合研究所教授による62人を対象とした測定を除き、精密な機器を用いた甲状腺被曝状況の測定が実施されなかったことから、甲状腺被曝の実態解明は難しいのが実情だ。

国連科学委員会(UNSCEAR)は「放射線被曝による甲状腺がんの過剰な発現は考えにくい」との見解を5月31日に公表したが、前提とする甲状腺の被曝線量は、さまざまなデータの寄せ集めに基づく推計値にすぎない。

環境疫学を専門とする岡山大学大学院の津田敏秀教授は、「検査によって多く見つかる傾向があるとはいえ、(12人は)明らかに多発と言える。事故後に発症したがんが、検診によって早い時期に見つかった可能性もある。原発事故との関係を念頭に、対策を強化するべきだ」と指摘している。

引用元
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TPP交渉に参加している日本人の話を聞くと、日本は見下されて凄いことになっている
マル激トーク・オン・ディマンド 第634回(2013年06月08日)
これがTPP交渉の内幕だ
ゲスト:内田聖子氏(NPO法人・アジア太平洋資料センター事務局長)

 TPP交渉は秘密協議だ。だから、会議の内容は外部からはうかがい知れない。ましてや、まだ交渉への参加を正式に認められていない日本は、ここまでの交渉で合意に達している内容すら教えてもらうことができない。

 しかし、その交渉にアメリカのNGOの一員として参加した日本人がいる。アジア太平洋資料センターの内田聖子氏だ。内田氏はアメリカのNPO法人「パブリック・シチズン」の一員として、TPP交渉の場となったシンガポール会議とペルー会議にステークホールダー(利害当事者)の立場で参加してきたという。内田氏が見たTPP交渉の実態を聞いた。

 内田氏はTPP交渉について、「協議は事実上、米多国籍企業によるバーゲニング(交渉)の場となっている」と話す。会合にはステークホルダーと呼ばれる企業・団体が大挙して押し寄せ、会場に企業ブースなどを設けては、各国の交渉担当者と情報交換し、時にはその尻をたたいて企業側の利益を実現させようとしている。

一般的にTPPは国家間の貿易協定と理解されているが、その実情は政府がエージェントとなって企業間の利害の調整を図る契約交渉の場と化しているという


 さらに、内田氏は、日本と米国の事前協議が全く不可解だという。

TPPに加わるためには既に参加している各国の同意が必要なため、日本では米国との事前協議もこれを満たすためのものと理解されているが、内田氏は「実態は全く違い、日本はTPP交渉への参加という足下を見られて、事前協議で不利な交渉を強いられている」と指摘する。


 さらに、日米両政府は事前協議の合意を受けてそれぞれ合意文書なるものを公表しているが、日本版の文書と米国版とは全く違う代物だという。

日本版では、農業分野など両国にセンシティブな分野が存在することを確認したなどと、例外無き完全自由化ではないことが強調されているが、米国版には農業分野のことなどは記述されていない。

その一方で、今後取り組むべき日本側の非関税障壁として具体的に「保険」「知的財産権」「政府調達」などが列挙されている。

米国側の合意文書を見る限り、日本は事前協議において様々な分野で大幅な譲歩を余儀なくされたと判断せざるを得ない。

 しかもこの事前協議はTPP交渉と並行して今後も続けられていく可能性が高い。これでは事前協議という生やさしいものではなく、TPPを隠れ蓑にした日米貿易交渉そのものではないのか。

 どうもTPPというものの実態は、これまでわれわれが政府などから知らされてきたものとは大きく違うようだ。しかし、それでも日本はこのままTPPに参加するのか。事実を正確に知らされないまま、参加だけが既成事実化しているような現状で、日本は本当に大丈夫なのか。
ベールに包まれたTPP交渉の実態を解き明かしながら、多国籍企業の暗躍、日米並行協議の危険性、自由貿易の行き着く先などについて、ゲストの内田聖子氏とともにジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。

引用元
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ブラック企業とカルト教団の7つの共通項  by かさこ
一部引用・・

1:経営者または組織に対する絶対的帰依

2:反社会行為も組織のためなら是認

3:頭をおかしくさせる閉鎖空間での長時間拘束

4:集団心理による感覚マヒ

5:不安心理を煽りまくる

6:戦いを煽る

7:信者(社員)は貧乏でも教祖(経営者)は金持ち


全文はこちら

これを読むとブラック国家はブラック企業やカルト教団の相似形のような。いやもし“ブラック国家”があるとすればの話ですが・・。
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「なだいなだ」さんが亡くなった
なださんの書いた物を読みだして、50年ほどになる。

北杜夫のエッセイか何かで彼の存在を知った。

バランスが取れた感覚で、しかし気が付かない視点から世の中を見ていた。数少ない信頼して書いたものを読める人だった。

彼のHP 「なだいなだのサロン」  こちら

サイトからブログにもリンクしている。6月6日のブログが最後の書き物になった。

 朝日新聞デジタルから。

作家・精神科医のなだいなださん死去 「権威と権力」

精神科医で作家のなだいなださん

 小説、評論、エッセーなど幅広い文筆活動で知られた作家・精神科医のなだいなだ(本名・堀内秀=ほりうち・しげる)さんが死去したことが、9日分かった。83歳だった。

「権威と権力」 まず自由であること

 慶応大医学部卒。フランス留学後、精神科医としてアルコール依存症の治療などに取り組むかたわら、同人誌「文芸首都」に参加。スペイン語で「何もなくて何もない」を意味するペンネームで、文筆活動を続けた。

 小説に「帽子を…」「影の部分」「れとると」など。「海」などで6度、芥川賞候補になった。温かみのある筆致、ユニークな発想の文明批評でも人気を博し、娘にあてて書かれたエッセー「パパのおくりもの」や、ロングセラーの「権威と権力」、「人間、この非人間的なもの」など多数の著作がある。1970年「お医者さん」で毎日出版文化賞受賞。

 晩年は神奈川県鎌倉市で執筆活動に専念する一方、2003年にインターネット上の仮想政党「老人党」を立ち上げ、ホームページで弱者が暮らしやすい社会づくりや平和を訴えた。

 本人のブログによるとがんで闘病中で、5月末には「がんとの付き合いで、なんとか頑張っていますが、白状すると、ちょっときつい」と記していた。

     ◇

 〈作家で精神科医の加賀乙彦さんの話〉 昨夏に軽井沢の高原文庫で開いた北杜夫展に参加してもらったのが最後になりました。いつもとちっとも変わらず、ユーモラスだった。

なだと僕は同い年生まれで、境遇も似ていて、何かあれば電話をかけあっていました。「パパのおくりもの」以降の彼のエッセーはすばらしかった。鋭い社会批評で、時代時代の一番の欠点をついていた。

晩年に彼がつくった「老人党」には僕も引き込まれて。なだのエッセーを集めれば、それがそのまま時代史になるという気がします。
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2013年06月09日(日)
海外あちこち記から  「 その4  フランス パリ篇 」
1977年1月、6月&10月入国。 2001年頃作成・メールマガジン発信。

森村桂さんの往時のベストセラー(天国に一番近い島)の舞台、南太平洋のニューカレドニア島は旧フランス領で、ニッケル鉱の世界の一大産地です。ニッケル鉱山から積出港までの長距離コンベヤーが計画され、その入札に参加しました。お客さんのル・ニッケル社の本社はパリにあります。

何度かパリに出張しました。

1)ある朝6時頃、ホテルで目が覚めてタバコが切れているのに気づき、外に買いに出ました。小さなホテルで自動販売機なんかありませんでした。

道路に出ると、昨夜はなかった物が驚くほど沢山落ちています。

よく下を見て歩かないとすぐ踏んでしまうくらいそこらじゅうにあります。それは犬の糞でした。

アパルトマンで飼われている犬達が早朝飼い主に散歩に連れ出され、排便したものでした。

フランスではポピュラーな煙草、ジタンを買ってホテルへ帰る途中、大きなタンクローリーが走ってきて道路中に水を撒き、犬の糞を側溝へ押し流しているのが見えました。

ああそうかパリの有名な下水道に流しているんだと気が付きました。クロワッサンとコーヒーの朝食を済ませて、お客さんのオフィスへ出かける頃の道路は鏡のように塵一つないきれいな街路でした。毎朝、パリの全ての街路で恐らく何百年もされていることを見ることが出来たと一人ごちたことでした。

2)フランス語もメルシーボクーくらいしか解らないので1人でホテル暮らしの時は、近くのスーパー(当時、昭和52年頃にはもう街のあちこちにありました)、に行って結構おいしい当地のサンンドイッチや惣菜類を買って食べていましたが、ある時、日本メシが食べたくなり、JALがくれたパリマップを見てホテルの近くに「伊勢」という日本料理屋を見つけ歩いて行きました。

 入るとすぐのところに寿司のカウンターがあり、35、6才のフランス人が1人黙々とうまそうに寿司を食べていました。後で店の女の子に聞くと、日本で働いて日本食にはまったフランス人が、国へ帰ってきて、一ヶ月に一度、給料を溜め、ああやってこの店に来る人が結構いる、その1人だとのことでした。

にぎりは高かったので、椅子席でメニューを見てそこそこの値段の親子丼を頼み、着物姿の日本人のアルバイトらしい女の子に「伊勢」という店の名前はどうしてついたのか聞きました。

「マスターが確か三重県の出身だから伊勢と付けたと聞いた」と言ったので、「自分も三重県に居たことがあるので、もしマスターが手が空いたら席にきてくれないか」と頼みました。

日本酒を頼み、久しぶりの親子丼をおいしく食べ終わった頃、マスターが来てくれました。パリに来てこの店を初めて3年くらいのこと。

 話をしていくと、驚いたことに四日市の出身で同じ四日市市立港中学校の3年後輩で、習った先生方も丁度一回りで同じ先生達でした。

大入道の四日市祭など話が弾みました。転校で私は小学校は3校、高校は2校に通いましたが、中学だけは唯一入学して同じ学校を卒業しました。

その学校の後輩にここで会うとはと驚きました。板前も自分でやっているその主人の名前も顔も忘れてしまいましたが、先般、娘が友人と二人でパリを旅行した時、店には行かなかったけれど航空会社がくれたマップの、「味でお薦めの店」に"伊勢"があった」と聞き、後輩はずっとパリで頑張っているんだと嬉しく思い出しました。

一言多いとあいかわらずヒンシュクを買うことが多いボクですが、なんで店名が「伊勢」やねん、と好奇心を持って聞いてみて良かったと思いました。
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江戸川 、ウナギから基準超す放射性物質 NHKNEWSweb
6月7日 22時47分

 千葉県市川市の江戸川で捕獲されたウナギから国の基準を超える放射性物質が検出され、千葉県のほか連絡を受けた東京都と埼玉県は流域の漁業協同組合に江戸川などのウナギの出荷を自粛するよう要請しました。

 千葉県によりますと、今月3日、江戸川の中流から下流にあたる市川市で県が捕獲したウナギを検査したところ、このうち1匹から、国の基準の1キログラム当たり100ベクレルを上回る140ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。

江戸川では東京の2つの漁業協同組合がウナギ漁をしていて、年間8トンの水揚げがあるということです。

千葉県と連絡を受けた東京都、埼玉県は流域の漁業協同組合に対して江戸川で取れたウナギの出荷を自粛するよう要請しました。

東京都は、さらに水路がつながっている荒川、旧江戸川、中川、新中川の4つの河川で捕獲されたウナギについても出荷を自粛するよう要請しました。

また、千葉県や東京都は釣り客に遊漁券を販売しないことや釣り客がウナギを捕獲した場合、その場で放して食べないように呼びかけています。

千葉県内では、去年6月、利根川で捕獲されたウナギから基準を上回る放射性物質が検出され、利根川のウナギについては流域の漁協が出荷を自粛しています。

東京都と埼玉県では、これまでの検査でウナギから国の基準を超える放射性物質が検出されたことはないということです。
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除染作業で「皮はぎの刑」に遭う阿武隈高地  by タカじい
2013/6/ 6 13:19

ここ2回書いている阿武隈高地の話の続き。5月2日にいわき市から川内村、田村市へと山里を巡った。

ウイークデーだったので、川内村と接するいわき市川前町では、道沿いの住宅で除染作業が行われていた。川内村に入ると、除染作業の終わった住宅が目についた(=写真)

田村市でも住宅の除染作業が進められていた。

裏に山をかかえた住宅が道沿いにポツリポツリと現れる。山の木々が家から20メートルにわたって剪定され、林床の落ち葉がかきとられて、きれいになっている。男性のヘアスタイルにたとえると、「震災刈り」のようなあんばいだ。

裏山がそうなら、庭の表土ははがされ、新しい土が入れられたはずだ。その作業で出た枝や土はどこへ行ったのか。

川前ではところどころ、道端や家の庭の隅に青いフレコンバッグが置かれていた。作業現場の一角では、フレコンバッグに立ち入り禁止の札がついたロープが張られていた。

田村市に入ると、フレコンバッグは黒色に変わる。除染で出たものはフレコンバッグに詰められ、自分の家や土地に仮置きされているようだった。

いわき市の、わが行政区でも原発事故から8カ月後、区内会と子どもを守る会の役員などが参加して除染作業が行われた。そのときの経験からいえば、土砂の線量は散らばっている状態では低く、集めてごみ袋に入れれば高くなる。

「震災刈り」の裏山や庭のフレコンバッグを目にするたびに、「除染」は「貯染」、あるいは「棄染」「離染」のことか。

わが心身をはぐくんだあぶくまは今、悪いことをしたわけでもないのに「皮はぎの刑」に遭っている。そんな思いに沈んだ。

タカじい
「出身は阿武隈高地、入身はいわき市」と思い定めているジャーナリスト。 ケツメイシの「ドライブ」と焼酎の「田苑」を愛し、江戸時代後期の俳諧研究と地ネギ(三春ネギ)のルーツ調べが趣味の団塊男です。週末には夏井川渓谷で家庭菜園と山菜・キノコ採りを楽しんでいます。
■ブログ http://iwakiland.blogspot.com/
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なぜ除染ボランティアに参加し、そしてなにを思うのか   SYNODOS  
一部引用・・


荻上 昨年末、特定のNPOに所属せずに個人でさまざまな支援活動に参加しているボランティアのみなさんにお集まりいただき、ボランティアの現状や課題についてお話いただきました(「働きながらできるボランティア支援 個人ボランティア座談会 http://synodos.jp/fukkou/3593 」)。

今日はボランティア活動のなかでも、除染作業をされているみなさんにお集まりいただき、除染ボランティアの課題や成果についてお話いただきたいと思っています。

ボランティアに参加しない言い訳ができなくなった

荻上 まずはみなさんの自己紹介とボランティアに参加されたきっかけをお聞かせください。

古口 古口です。前回の座談会にも参加させていただきました。前回お話したとおり、宮城・岩手のボランティアに参加し続けてきたのですが、まだ人手が足りないところがたくさんあるので、むしろ人が避けている場所に行かなくちゃという想いが募り、除染ボランティアに参加するようになりました。

小林 小林です。以前はイギリスのコートルズ社の日本法人で働いていました。日本でいうと東レみたいな会社です。いまは退職して年金暮らしです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

変化する除染への関心

荻上 常円寺は除染作業以外にも講演会を開いて、積極的に情報を発信しています。メディアや政治家も常円寺に訪れていますが、いまでも訪問者はたえませんか?

小林 メディアの訪問は減りましたね。最初はすごかったですよ。インタビューだけじゃなくて、作業現場に複数社のカメラが同時に入っていましたから。

なにより除染活動に対する態度が変わったのは地元の住民の方々です。いまではわれわれがなにをしているのか、なぜしているのかをほとんどの人が知っていると思いますよ。当初はそうでもなかったので。

古口 以前はあまりいい関係ではなかったんです。「道路の使用許可をとって除染しているのか」と言い寄られたこともあったと聞いています。やっぱり抵抗感があったみたいですね。でも一緒に作業すると、次第に打ち解けるようになって、最後になると「来てくれてありがとう」と言われるようになりました。

小林 「花に願いを」のリーダーである常円寺のご住職は、除染活動だけでなく、問題点を広く知ってもらい町内会単位で自主自立的に活動してもらおうという方針をお持ちなんです。

荻上 なるほど。時間が経過することで、関心が薄れていくといったネガティブな変化もあると思いますが。

小林 関心が薄れていくのは東京の人であって、福島ではそれどころではないですね。

全文はこちら
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尖閣諸島の日本返還巡る米の録音記録    NHKNEWSweb
6月7日 4時31分

 沖縄県の尖閣諸島がアメリカから日本に返還される直前、アメリカ・ホワイトハウスで交わされていた議論の録音記録が新たに見つかりました。

日本への返還に反対する意見に対し、安全保障担当の大統領補佐官が反論する様子などが克明に記録されており、専門家は、返還に至る経緯を示す史料として注目しています。

尖閣諸島は、1972年5月、沖縄本島などとともにアメリカから日本へ返還されました。今回見つかったのは、その前年の1971年6月、日米両政府が「沖縄返還協定」に調印する直前に、ホワイトハウスで行われた議論の録音記録で、早稲田大学の春名幹男客員教授が、アメリカの「ニクソン大統領図書館」で発見しました。

議論のメンバーは、ニクソン大統領と安全保障担当のキッシンジャー補佐官、国際経済担当のピーターソン補佐官の3人です。

議論ではまず、ピーターソン補佐官が「日本にとって尖閣諸島はそんなに重要なものなのか、最優先の重要事項と言えるのか」と、返還に反対する意見を表明します。

発言の背景にあったのが、当時、アメリカが中国の正統政府として外交関係を持っていた台湾の存在です。アメリカは、台湾からの安い繊維製品の流入を食い止めようと、当時、輸出削減を求める貿易交渉を行っていました。その台湾が、尖閣諸島を日本に返還しないよう求めていたのです。

補佐官は台湾を念頭に置いて、「大統領、繊維問題を解決するのは日本ではない、その周辺の国だ」と述べ、台湾の要求を受け入れれば、貿易交渉が進むと進言しました。これに反論したのが、安全保障担当のキッシンジャー補佐官で、「尖閣諸島は日本に返されるべきものだ。

返還しなければ日本が自分のものだと思っている島を、繊維を巡る交渉をまとめるために台湾に与えるように見られてしまう」と述べます。さらに、尖閣諸島を含めた沖縄をアメリカの統治下に置くことを決めた1951年のサンフランシスコ平和条約に触れ、「条約に関して具体的な境界線を宣言したとき、われわれは尖閣諸島を含めたが、それに対し異議は出なかった。

その時点で話に決着はついている」と述べ、最終的にニクソン大統領も、この意見を取り入れました。

この議論の10日後の1971年6月17日、日米両政府は沖縄返還協定に調印し、尖閣諸島は沖縄本島などとともに日本に返還されることになりました。

日米外交史が専門で東洋英和女学院大学教授の増田弘さんは「尖閣諸島の返還に関して、キッシンジャー補佐官が、日本への返還に決定的な判断を下していた経緯を示す貴重な史料だ」と話しています。
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米陸軍 在日米陸軍の司令官を更迭   NHKNEWSweb
6月8日 14時50分

アメリカ陸軍は、兵士が受けた性的な暴力の被害について報告を怠り、適切な調査も行わなかった疑いがあるとして、在日アメリカ陸軍のマイケル・ハリソン司令官を更迭することを発表しました。

アメリカ陸軍は、7日、声明を発表し、在日アメリカ陸軍のマイケル・ハリソン司令官が、部下の兵士が受けた性的な暴力の被害について、報告や適切な調査を行わなかった疑いがあるとして、司令官を更迭することを明らかにしました。

在日アメリカ陸軍の司令部は、神奈川県のキャンプ座間にあり、ハリソン少将は、2010年から司令官の職に就いていました。

アメリカ軍では、内部で起きた犯罪は独自の軍法会議で裁かれ、捜査や裁判の進め方について部隊の司令官が大きな権限を持っています。

しかし、このところアメリカ議会などでは、特に女性兵士に対する性的暴力の訴えについて、部隊の司令官が適切に対応していないなどとして、アメリカ軍を厳しく追及する動きが活発になっています。

こうした批判を受けて、アメリカ軍では大がかりな調査を進めており、今回の問題は、こうした調査の中で発覚したものとみられます。
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サンディエゴへ出張った自衛隊の水陸両用戦隊とは?
自衛隊の歴史的快挙、
水陸両用戦隊が「夜明けの電撃戦」に参加

2013.06.06(木)
北村 淳

およそ250名の陸上自衛隊員を伴った海上自衛隊“水陸両用戦隊”がハワイのパールハーバーに寄港した後、5月31日、カリフォルニア州サンディエゴのアメリカ海軍基地に到着した。

 6月11日から28日(現地時間)の間、アメリカ海軍・海兵隊が中心となり、日本、カナダ、ニュージーランドが参加してサンディエゴ周辺で繰り広げられる水陸両用戦合同訓練「ドーンブリッツ(Dawn Blitz:夜明けの電撃戦) 2013」に参加するためである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本国防にとり歴史的な出来事

 陸上自衛隊部隊が海上自衛隊艦隊とともに太平洋を渡り、ドーンブリッツ 2013に参加することは、ニューシャム大佐の感慨のように「2年前では想像できなかった」ことであるし、「過去65年間を通して、海上自衛隊と陸上自衛隊が統合して実施する最も意義深い出来事であり、まさに歴史的瞬間である」。

彼だけではなく、アメリカ海兵隊やアメリカ海軍の少なからぬ戦略家たちが似たような感想と感嘆を口にしている。

 残念ながら、アベノミクスに関しては鳴り物入りで大騒ぎしている日本政府や日本のマスコミは、自衛隊が黙々と、そして着実に自主防衛能力強化に向けて努力している状況を、国民に伝えようとはしていない。

 アメリカ軍関係者たちが「歴史的」と評価している自衛隊水陸両用戦隊のサンディエゴ入港の模様や、陸上自衛隊の上陸の姿、名実ともに国際軍事社会を唸らせつつある自衛隊の姿を、日本国民に知らしめることこそ、国民の間に自主防衛の気概を涵養し国民全体の士気を高めるために必要である。

そのことに政府やマスコミは気づいていないのであろうか。民主主義国家では、国防の主体は国民なのである。

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厚生年金制度の欠陥は厚労省の役人の天下りとリンクしている。
高橋洋一の自民党ウォッチ
「天下り」が覆い隠した厚生年金基金の欠陥 「20年前の破綻予測」はこうして黙殺された

政府は4月12日(2013年)の閣議で、厚生年金基金の制度を見直すため厚生年金保険法などの改正案を決定した。厚生年金基金は、サラリーマンが加入する国の厚生年金に独自の給付を上乗せする企業年金の一つで、562基金に400万人が加入している。制度疲労が指摘される中、今回の改正案は、大半の基金に解散などを促す内容となっている。

昨2012年のAIJ事件で様々な問題点が発覚したが、筆者は、この厚生年金基金に特別な思いがある。かつて大蔵省(現財務省)で厚生年金基金制度を調べていたら、とんでもない欠陥を見つけてしまった。

厚生年金基金というのは、厚生年金とは違う。かといって純粋な私的企業年金でもない。公的な厚生年金の一部と純粋な私的企業年金を合体した制度だ。しかし、公的年金と私的年金を合体して運用するのは、運営自由度を欠き年金数理上無理があるという制度的欠陥があったのだ。

「ヌエ的で世界に類を見ない」日本独特の制度

そうした専門的な話は、誰も気がつかないだろうから、日野和一というペンネームで「厚生年金基金は年金制度を冒すガンである」と言う論考を金融業界誌である週刊金融財政事情1994年11月21日号に投稿した。こうしたヌエ的な年金制度は世界に類を見ない日本独特のものだともいい、制度破たんが起こると予言した。

厚生省(現厚労省)はすぐに反応した。年金数理をベースにした批判だったので、すぐに筆者が書いたことがばれて、その対抗上、年金数理の権威者に反論を書かせた。

しかし、権威者らしからぬ稚拙な反論(おそらく厚生省官僚が書いて、権威者は名前を貸しただけ!)だったので、筆者はそれへの再反論も書いた。

そしたら今度は厚生省から強い抗議が大蔵省人事担当者にあった。その次は監督下の厚生年金基金に掲載雑誌の購読を中止させるという動きもあった。言論で対抗できないと露骨な手段を使うのが官僚である。

その後、笠井隆というペンネームで「欠陥だらけの厚生年金基金は解体せよ」を日経ビジネス1995年7月24日号にも投稿した。

いずれの場合も厚生省は猛烈に反発した。なぜそこまで反発するのかといえば、天下りがあるからだ。旧厚生省、社会保険庁、都道府県の社会保険担当部局の元職員らが厚生年金基金に天下っていた。

日本の悪いところの縮図

もっとも、筆者の20年前の予言はすぐに当たり、厚生年金基金は次々にたちいかなくなった。ところが、天下りがいた厚生年金基金は解散などの抜本策を打たないままに現在に至っている。

国の政策で、天下りが絡むと容易に方向転換できないのがわかる。

天下り確保が優先し、国民は二の次なのだ。中には、政策は単なる口実で、天下り確保が本音ではないかとさえ思えるモノもある。

20年前に筆者が厚生年金基金の欠陥に気がついたとき、大蔵省の人にも相談したが、あえて指摘することもないと言われた。

天下りが絡むと、どんな官僚でも我が身大切になって後ろ向きになるものだ。

官僚が厚生年金基金に天下っても、自分は公務員共済年金なので、厚生年金基金がどうなっても構わないといったら言い過ぎだろうか。20年前に対処していれば、このような大問題にならなかっただろう。

天下りに関わる問題は他にもまだある。その意味で、厚生年金基金の問題は、日本の悪いところの縮図である。

☆日本で長く収入を得て、歳をとってもゆうゆうと暮らそうと思えば、公務員になることだ。親方日の丸の下にすっぽり入るほど強いものはない。

何故なら役所はつぶれてなくならないし、公務員のクビは簡単には切れないように、法律が保障している。そして役所を定年間際の天下りで職場を保障する仕組みが生きている。

 悔しかったら、公務員になったら良かったやん、なあ阿智胡地亭さん、と何回顔に出されたことか。

公務員の公務員による公務員のための日本。

(ただしその中にも東大法学部出を頭にした、厳しいカースト制度はあるが、その秩序にさえ合わせていれば、それなりに70過ぎまで守ってくれる)

頭のええ人らにはやっぱ勝てまえへんわなあ・・(苦笑い後、泣)


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児童ポルノ禁止法改正案 「単純所持」を違法化することの意味とリスク

ニュース・コメンタリー (2013年05月25日) 児童ポルノ禁止法改正案「単純所持」を違法化することの意味とリスク 自民党と公明党は21日、子供のわいせつな画像や写真の「所持」を禁止する児童ポルノ禁止法の改正案を来週中に提出することで合意した。今国会に提出される見通し。 18歳未満の子どものわいせつな画像の公開や販売はこれまでも禁止されているが、自身の好奇心を満たす目的での「単純所持」までは処罰の対象とはなっていなかった。改正案では、単純所持についても、1年以下の懲役または100万円以下の罰金刑が新設される。 児童ポルノ禁止法については、アニメなどの実在しないものの表現規制につながる可能性があり、憲法で保障された表現の自由に抵触するとの批判や懸念が根強い。今回の改正で単純所持も禁止の対象となれば、同法が更に強化されることになる。 例えば、漫画『ドラえもん』のしずかちゃんの入浴シーンが同法の規制の対象になるかどうが頻繁に議論される。定義が曖昧なため、児童ポルノと知らずに児童ポルノの定義に該当する写真などを所持して、罰せられてしまう恐れもある。法律にどこまでが規制の対象となるかが明示されていないため、グレーゾーンが大きい。このことがかえって自主規制による創作活動の萎縮を呼ぶことが懸念されている。 児童ポルノ禁止法改正の問題点を社会学者の宮台真司と、ジャーナリストの神保哲生が議論した。
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日本では狭い視野だけで生きている若者が多い 日本は後退しているのか?
若者の視野が狭くなっている?

話のなかで特に面白かったのは、最近の若者の視野が狭くなっているという話。エピソードに事欠かないのですが、たとえば、

・自分が就職する会社の「親会社」がどこであるかを知らない学生

・テニス部に所属して週三でテニスをしているのに、ウィンブルドンで優勝した選手が誰かを知らない学生

・十分な学歴があるのに、なぜか有名企業の「親会社」ではなく、「子会社」を率先して受けようとする学生(子会社に入っても待遇は悪いし、出世が難しい、ということを知らない)

・授業中「名古屋の人口ってどのくらいだと思う?」という問いに対して「うーん、4万人くらいですかね?」と回答した学生

全文はこちら
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2013年06月08日(土)
祖父の俳句   「岱風(たいふう)句抄」から 
春寒う市立てる町の人出哉

溝幾筋にして桃李園長閑

庭隅の残雪や松の葉のこぼれ

街道埃軽く吹き居り木の実植ゆ

紙鳶糸のもつれる夕雨落ちて

夕暮るゝ丘にさえずり移りせり

 「岱風(たいふう)句抄」の全句は こちらです。

上の句は「岱風(たいふう)句抄の最初の六句です。

句抄の中に

蛙鳴くや末の児が夕餉をせまる

と言う句があります。この夕餉(ゆうげ-夕ご飯)を迫った末の児は、自分の父のことなんだろうか、それとも三男の父と10歳違いの四男の叔父のことだろうかとふと思います。

  祖父の岱風は 明治以降の「家のなりわい」になった花火製造販売業をある事情で廃業し、しばらく足袋屋をしていたようです。

その後、足袋屋では喰っていけなくなり、彼は東京に出て、テイラーの店に住み込みました。その店で縫製を修業し、洋服仕立ての技術を身につけて上諏訪に帰りました。そしてテーラーメードの店、「ハナビヤ洋服店」を開業しました。

 店名は風変りですが、親代々の一家の「なりわいー生業」に敬意を払ったのかもしれません。彼は四人の男子を授かり、縫い針の稼ぎで育て、学校に上げました。

大正末期から昭和初年の時代に、信州の土地柄とはいえ、仕立て屋の身で子供4人を、次々旧制中学校に通わせたのは大変な苦労事だったと思います。両親ともにいつも夜なべ(夜間に仕事をすること)をしていたと父は言っていました。

 亡くなるまで、洋服仕立て屋の主であり、居職の洋服仕立て職人でもあった彼は、いつも傍らに小さな手帳をおき、浮かぶままに俳句を書きつけていたと聞きます。

時代の変化は激しく、祖父から伯父へ、伯父から従兄へ引き継がれた注文仕立ての洋服店は30年ほど前に閉店しましたが、当時のハンガーは我が家で今も現役です。
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伊方の報告遅れ「話にならない」/愛媛知事 四国新聞社
2013/06/07 09:38

伊方原発3号機(愛媛県伊方町)で、原子炉内の燃料棒に異物が付着するトラブルを四国電力が約2カ月間、愛媛県に報告しなかったことについて、中村時広知事は6日、「速やかに報告すべきで、はっきり言って話にならない」と批判した。松山市で記者団の取材に答えた。

 中村知事は千葉昭社長から同日、謝罪や再発防止に努力するとの電話があったことを明らかにし、今後の四国電の対応を注視する考えを示した。

 県は原因究明と対策がとられるまで燃料棒を再装填(そうてん)しないことを求めており、四国電が目指す7月の再稼働申請が遅れる可能性もあるが、中村知事は「再稼働を認めるかは白紙で(申請が遅れても)県の関知するところではない」と話した。

「再発防止に万全を期す」 四電副社長

 四国電力の洲之内徹副社長は6日、東京都内で記者会見し、伊方原発3号機(愛媛県伊方町)で発生したトラブルの報告が遅れた問題について「誠に申し訳ない。二度とこういうことがないよう再発防止に万全を期していきたい」と陳謝した。

 四国電は伊方3号機の早期再稼働を目指しており、洲之内副社長は「(トラブルの)影響がないよう努力したい」と表明。「(7月の)新規制基準施行後に遅滞なく申請したい」と述べ、予定通り再稼働を申請する考えを示した。

 伊方3号機では、燃料棒にテープのような異物が付着するトラブルが発生。四国電は4月に事実を把握したが、県には6月まで報告していなかった。
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福井県敦賀市 原発シナリオ崩れて苦境に・・
【消える“原子の灯” 敦賀原発、迫られる廃炉】 「採用ゼロ」通知に頭抱える工業高校教諭 原発依存のツケ…ぼやく市幹部

(共同通信)2013/06/07 16:13

 「諸般の事情で2014年度の採用は見合わせます」。今年3月、日本原子力発電から届いた突然の通知に、地元・福井県敦賀市の工業高校で就職を担当する男性教諭は頭を抱えた。「こんな日が来るなんて」

 敦賀原発はかつて、市民にとって誇りであり、憧れの就職先だった。国策に協力し経済発展に寄与する。最先端の科学技術で、二酸化炭素の排出量も少なく、環境にも優しい。そう教えられ、自身も生徒に教えてきた。敷地内断層をめぐり原電が厳しい状況なのは分かっていたが、「採用ゼロ」は、にわかには信じられなかった。

 一方、東京電力福島第1原発事故の影響で、原発人気に陰りも見えていた。原発関連企業への就職が約半数を占める、この高校の電気科は12年度以降、定員割れが続く。今年3月、市が開いた大卒向けのUターン就職説明会でも、毎年行列ができる原電のブースに空席が目立った。

 原電は11年度に80人だった採用を13年度は17人に絞り、14年度は中止した。所有する敦賀と東海第2の両原発の再稼働が見通せない状況下で、苦渋の決断だった。

 教諭は「廃炉にも人手が必要。30年以上かかるという話も聞く。生徒たちには、もし廃炉が決まっても、技術や知識を生かして地元に貢献できる道があると伝えたい」と話す。

 敦賀市は敦賀原発のほか高速増殖炉もんじゅも立地し、経済や雇用など多くを依存してきた「原発城下町」。

敦賀は廃炉の可能性が高まり、もんじゅも運転再開の見通しが立たず、地元関係者は消沈する。

 市商店街振興組合連合会によると、加盟約200軒のうち1割以上が空き店舗。理事長の新道忠雄(しんどう・ただお)は「震災で原発が止まり人の流れも止まった。商店主も高齢化が進み、商売を続ける気力が薄れている」と打ち明ける。

 敦賀原発増設の準備工事が本格化し始めた08年ごろ、街は活気に包まれていた。作業員を当て込み、駅前にはビジネスホテルや商店の新規出店が相次いだ。作業員向けの民宿を営む男性も35年ローンを組んで増築。ところが震災後、ピーク時に1日30人を超えた作業員の宿泊がゼロに。「ローン返済が苦しい。原発が止まる前の生活に戻りたい」とうなだれる。

 「見てよ。誰も歩いてないでしょ」。シャッター通りとなっている駅前商店街を指して、市幹部がぼやいた。「狭い街で原発関係者の落とす金だけで十分潤ってきた。行政も民間も原発に依存し、努力してこなかったツケが回ってきた」(敬称略)
 
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戦死させてもらえる顔    by  井上 俊夫
家の大掃除でガラクタを整理していたら
二十歳という、ずいぶん若い時の写真がみつかった。

ああ、五十年前の私はこんな顔をしていたのか
ちょっと女好きがしそうだが
いまだ世の中の裏表を知らない甘いマスクだ

今時こんな青二才と道ですれ違っても
私は見向きもしないだろう
それほど私の顔は変わり果ててしまっている。

そうだ、この歳でこの顔で
私は徴兵検査を受けたのだった。
一糸纏わぬ裸のままで

軍医少尉殿の前で直立不動の姿勢をとると
軍医はまるで牛か豚でも扱うように
突然、私の陰茎を掴んで
根本から先の方へぐいっとしごいた

陰嚢にも荒っぽくさわってきた
そして「女と何回寝たか」とか
「小便はうまく出るか」
「淋病にかかったことはないか」
といった質問を浴びせかけてきた

じつに横柄で乱暴で人権蹂躙もいいところだが
軍医はこうして
軍隊がもっとも忌み嫌う性病のあるなしを調べあげたのだ。

続いて軍医は私に
四つん這いになって尻を高くあげよと命じた

私は今まで誰の前でも
こんなに哀れでこんなに屈辱的な姿勢を
とらされたことがなかったので
いやいやそうした姿勢をとったところ

いきなり竹刀で尻をビシャリとたたかれ
「もっと尻を高くあげんか、この馬鹿ものめが!」
と怒鳴られた。

そして軍医は私の臀部を両手で思いきり開いて
肛門の具合をとくとご検分あそばされたのだった。

幸か不幸か私には性病も痔疾もなかったし
体格もいい方だったので
陸軍大尉の肩章をつけたいかめしい徴兵官から
たちまち「甲種合格」の烙印を押されてしまった

こうなると私は否が応でも兵隊にならねばならない
いよいよ来るべきものが来たと覚悟をきめたものだ。

かくて昭和十七年十二月
私は若さではちきれそうな現役兵として
大阪城の近くにあった歩兵連隊に仮入営し

半月後にははるばる
中国は江西省の戦場にいた歩兵第二百十六連隊へ
送りこまれたのだった。

以来、足掛け四年
私は何度となく作戦に駆り出されたり
敗戦後の惨めな捕虜収容所暮らしを
余儀なくされたりしたが

九死に一生を得て
昭和二十一年の夏に復員してきたのだった。

もしもあの戦場で
私が多くの不幸な戦友たちと同様に
敵弾に撃ち斃されていたとすれば

この二十歳の時の写真のように
無知と純情とをないまぜたすこぶる綺麗な顔で
中国大陸の土となっていたはずだ。

そう思いながら
私は改めて写真を見つめた。

とにかく今の私のように
老醜が無惨にも現れ出た情けない面構えで
しかも日本がおこなった日中戦争は
紛うことなき侵略戦争であったなどと

政府がいやがる小憎らしいことをほざいているようでは
とてもやないが兵隊にとってもらえないし

戦場に連れて行って頂ける望みもさらさらなく
まして名誉の戦死など
絶対に遂げさせてもらえる見込みはないのだ。

いつの時代でも
戦争を企て戦争を遂行するのは
おのれ自身は危険な戦場に立つ恐れがない
老年、中年の政治家や高級軍人であり、

そうした連中の命令を受けて
第一線で有り難く戦死させてもらえるのは
昔の私の写真のように
女好きがする甘い甘いマスクを持ち

権力者を批判したり
それと闘ったりする術など全然知らない
素直で従順な若者と
相場が決まっているのだ。

引用元
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東電・福島第1地下水放出計画説明会 相馬の漁業者猛反発  河北新報
2013年06月08日土曜日

放水反対の意見が相次いだ説明会=7日、相馬市総合福祉センター

 福島第1原発の地下水海洋放出計画をめぐり、東京電力は7日、相馬双葉漁協(福島県相馬市)の組合員向けの説明会を同市で開いた。放出予定水から放射性セシウムが検出され、組合員からは放出反対の声が相次いだ。

 組合員は、東電がセシウムの検出ゼロと説明した放出予定水から微量ながらセシウムが出た事態を問題視した。「東電は信用できない。放出水のセシウム濃度は周辺の河川水より低いと言うが、当てにならない」と反発した。

 「海に流されれば風評被害が広がり、漁の全面再開が遠のく」と放水に反対する意見が続出した。

 南部房幸組合長は「組合員の反発は当然。東電は説明を尽くしてほしい」と話した。

 福島県漁連は24日の組合長会議で放出計画を認めるかどうかの意見をまとめる方向だったが、漁業者の反発が強く、難しくなった。県沖は原発事故で休漁し、試験操業で漁が一部再開した。

 放出計画は原発構内で増え続ける放射能汚染水を減らす目的で、増水の原因になっている地下水を汚染前にくみ上げて海に流す。

 説明会は県漁連が主催し、約120人が参加した。
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もんじゅ点検漏れ「甘えがある」 文科省、機構に批判相次ぐ  福井新聞
(2013年6月7日午後6時16分)

 7日の福井県敦賀市原子力発電所懇談会では、原子力規制庁などが高速増殖炉「もんじゅ」(同市)の点検漏れ問題についても説明した。委員からは、監督官庁の文部科学省と運営する日本原子力研究開発機構を厳しく批判する声が相次いだ。

 規制庁の担当者は、1万点近い機器の点検漏れで、もんじゅに事実上の運転禁止命令を出した経緯を説明。文科省の西條正明核燃料サイクル室長、もんじゅの廣井博所長が重ねて陳謝した。

 委員からは「対策を徹底しないと同じことが繰り返される」「国民の税金で研究しており、甘えがあったのではないか」と原子力機構の体質を批判。「十数年ずるずるときており、税金の無駄遣いになる。命を預けているのだからもっと緊張感を持ってほしい」との厳しい意見があった。

 所管する文科省に対しても「理事長の辞任で済むのか。しっかり指導を」「文科省の処分はないのか」との声が出た。

なにしろ牛のよだれのように30年間ほど不具合や事故を続ける事で、職場を確保してきた“もんじゅ”の「日本原子力研究開発機構」。

3.11さえなければ、こんなことがバレることなく、この先も4000人の職員の天国は続いたのに。

やはり「文殊」ではなく「もんじゅ」としたところに、いささかの後ろめたさが当初からあったのだろう。
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米加州の原発、廃炉へ 三菱重工の装置に不具合  【共同通信】 
2013/06/08 05:26

 【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発を運営する電力会社サザン・カリフォルニア・エジソンは7日、蒸気発生器の配管に「異常な摩耗」が見つかり運転を停止している2号機と3号機を、いずれも廃炉にすると発表した。この蒸気発生器は三菱重工業製。

 エジソンは早期再稼働を目指したが、東京電力福島第1原発事故を受け、安全性への懸念を強めた周辺住民が反発。米原子力規制委員会(NRC)の許可が得られず、断念に追い込まれた形だ。

 この蒸気発生器は2009年以降に設置されたばかり。今後、日本が国外への売り込みを狙う原発技術への信頼に影響する可能性がある。

三菱重工製配管破損で米原発廃炉 電力会社、賠償請求へ

朝日新聞デジタル 6月8日(土)3時34分配信

廃炉が決まった米サンオノフレ原発。目の前の海はサーファーが集い、波が高いことで知られる=今年2月、藤えりか撮影

 【ロサンゼルス=藤えりか】三菱重工業製の蒸気発生器の配管破損で昨年から停止中の米カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発について、運営する南カリフォルニア・エジソン社は7日、全2基を廃炉にすると発表した。

住民の反対を受け、再稼働をめぐる米原子力規制委員会(NRC)の判断が長引き、コスト面から「維持は不経済」と判断した。同社は三菱重工に損害賠償を請求する。

 エジソン社は昨年10月、2基のうち1基を7割の出力で稼働する計画をNRCに出していたが、市民団体や一部議員が反対、NRCも公聴会を重ねるなどして判断に時間をかけてきた。

エジソン社は「再稼働できるかどうか、できたとしてもいつになるか不安定な状態がこれ以上続くのは、利用者や投資家にとってよくないとの結論に至った」とコメントを出した。廃炉は長年かけて完了させる。

 エジソン社は廃炉に伴い、約1100人の人員削減を発表。NRCは昨年、三菱重工の「不十分なコンピューター分析が設計ミスを招いた」との調査結果を明らかに。

一方、両社が設計に問題があることを把握しながら安全上の改良をしなかった、とする内部文書を米上院議員が明らかにしており、責任の所在をめぐって紛糾する可能性もある。

朝日新聞社
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池上彰(信州の田舎モン)とNHK9時の大越キャスター(新潟の田舎モン)の対談動画
“わかりやすい”池上彰氏と対談

そうだったのか、ずばりわかる、なるほど・・・この人の著作や、テレビ番組の題名にあふれることばです。

ジャーナリストの池上彰さん。分かりやすい解説で、今、最も信頼を集めるひとりと言っていいと思います。めまぐるしく変わる政治や経済、国際情勢をこの人はどう読み解くのか。

そして、ニュースを伝えるメディアの役割にも踏み込みました。今の時代きっての「語りべ」のインタビューです。

インタビュー動画はこちら

☆池上彰はその肩書きをジャーナリストとする。彼はNHKのサラリーマン生活32年の足を洗い、いま独立してフリーの解説者をなりわいにしている。

このインタビューの中に、サッカーの本田が記者会見で言った「我々日本人は、チームプレイは生まれた時からみんなが出来る。

これから必要なのは“個”の強さだ。一人一人が“個”の強さを持って自立しなくては・・」という発言が引用されていた。

 大組織の中の大越と一匹狼の池上。両者の「語らい」はいい意味での緊張感があって引き込まれた。

このインタビューで池上が喋ったことは、阿智胡地亭のブログにどこか通底するところがあると思った。
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三国連太郎は棺桶作りの家生まれ。徴兵逃れを失敗したが生き抜いた。
三国連太郎という映画俳優は、日本映画最盛期でも“映画スター”という存在ではなかった。彼は“役者”だった。

私は、彼の強靭さと身中に潜む影を映画「越後つついし親不知」で知った。好きな小沢昭一の初めての主役映画を観に行っつもりだったが、映画での実質的な主役は三国連太郎のようでもあった。

三国も小沢も佐久間良子もそれぞれが旬の時の出演で、それぞれがおのれの役者の華を出しきっている映画だった。

小沢も三国も好きな俳優だった。二人が去って寂しい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 三国連太郎

1923年群馬県生まれ。本名佐藤政雄。旧制豆陽(とうよう)中学(現・静岡県立下田高校)中退。

映画「飢餓海峡」や「釣りバカ日誌」シリーズなどで活躍した日本を代表する俳優。1951年に木下恵介監督「善魔」の主役に抜てきされてデビュー。迫力ある風貌で一気にスターになった。この時の役名が芸名になった。

 転機となったのは、家城巳代治(いえきみよじ)、山本薩夫、今井正といった独立プロの監督との出会いでした。3人の監督からは、「物づくりの良心、人生の羅針盤のようなものを学んだ」。

1950~60年代の日本映画黄金期に活躍。水上勉原作の「飢餓海峡」(65年)では次々に人を殺しながら逃げる強盗殺人犯を演じ、名優の評価を確立した。その後も「釣りバカ日誌」シリーズの社長役などで演技派として人々を魅了する一方、徴兵の経験から反戦の立場を貫いた。

原田真人監督「わが母の記」(2012年)で老父が遺作となった。

徴兵検査に甲種合格したが入隊する気はなく、逃げて佐賀・唐津の警察に捕まって連れ戻される。自著「生きざま 死にざま」(KKロングセラーズ)で「赤紙一枚で死ぬことだけは嫌でした」と告白している。

追悼記の全文はこちら
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ロシアでもパリでも日本の品物が定着しだした。
ロシア一般家庭に浸透した日本ブランドソ連時代の希少品から今日の生活必需品へ

こちら

今年のパリは日本、日本、日本何気ない小物がパリっ子を魅了する

こちら
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原発廃炉、上限40年超は3基 費用不足、最大は美浜1号  東京新聞
2013年6月7日 19時34分

 原発の廃炉に備えて電力会社が積み立てなければならない費用が、運転期間の上限の40年を超えた3基でも不足していることが7日、分かった。

40年超で最も不足額が大きいのは、関西電力美浜原発1号機の94億円。原発の稼働率が想定を下回ったためで、見通しの甘さが露呈した形だ。

 経済産業省資源エネルギー庁が7日の自民党部会に提出した資料で判明。国内の50基について、2013年度に廃炉を決定する場合を試算した。

 営業運転開始から40年超は、美浜1、2号機と日本原子力発電敦賀1号機の計3基。  (共同)
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地球の姿、過去数十年間で劇的に変化 CNNvideo

グーグル、NASA、TIMEが共同で過去数十年間の地球の変化を撮影した画像を公開した。各地に劇的な変化が見られる。
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2013年06月07日(金)
海外あちこち記から  「 その3  インド/ボンベイ(現ムンバイ)篇 」
1981年1月&4月 入国。  2001年頃作成・メールマガジン発信。

 インドのボンベイ(現ムンバイ)に港湾荷役機械の商談で3、4回行きました。ボンベイに行くには成田空港から南回りのヨーロッパ便に乗ります。南回りの便はボンベイには夜中の3時頃の到着になります。

大きなビルが立ち並ぶ海岸線をホテルまで車で走るのですが、街灯の下ごとに新聞をかぶった人達がえんえんと寝ています。

同行した商社の人に聞くと最下層のカーストの家族だということでした。

一年中、零度以下になることはないのですが、時々温度が下がることもあり、そんな日の朝はボンベイ市の清掃局のトラックが一家全員の凍死者の死体を回収に回るんだと。

「そんなアホな」と言うと「連中はいつも生存ぎりぎりの物しか食べられないので、年中 栄養失調であり、冬期にはよくあること」と言います。

街並みはヨーロッパの大都会並ですが、通りは子供の乞食が群れていて、彼らに付きまとわれて歩くことも出来ません。

インドに行くと人間も動物の一つの種類だと実感するとは聞いていましたが、何日か過ごすと凍死者の話もほんとかな、と思えるようになりました。

同時代にこの地球に生まれて、命の価値がこんなに違う・・・。

インドに行くと人は皆、哲学者になるといいますが、インドに生まれると、輪廻の思想でもなければ日々生きていけないかも知れません。

一国にしてそのまま一つの宇宙であるインド・・、零の概念を人類で初めて考えついたインド人、今、世界のIT関連のソフト開発を支えている優秀なインド人達。そして仏陀の生まれた国。

大好きなインド料理を堪能した後、無思想の日本人サラリーマンであるボクは混乱したまま東京に帰り、例の如く毎晩毎夜 神田の雀荘「椿」でポン・チーに興じるのでした。
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| 古文書館(アーカイブス) |
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福島第1原発:国会事故調資料公開 自民党が待った   毎日新聞
2013年06月06日 22時33分

 自民党が、東京電力福島第1原子力発電所事故を検証した国会事故調査委員会(国会事故調)の資料公開に待ったをかけている。非公開を前提に収集した資料が含まれ「公開は協力者の権利を侵害する」との理由からだ。野党はさらなる検証のため公開を求めているが、結論は秋の臨時国会に持ち越されそうだ。

 事故調資料は政府や東京電力の提出文書や証言記録が中心。段ボール77箱分が国立国会図書館に保管されているが、公開基準がないため全面非公開となっている。6日の衆院議院運営委員会の理事会で、佐田玄一郎委員長が協議を急ぐよう与野党に促した。

 これまでの協議で、自民党は「非公開を条件に聴取したものを後で公開すれば国家の威信に関わる」(桜田義孝氏)と反対し、公明党も慎重姿勢を示した。一方、野党は国家機密以外の公開を要求。共産党は「せっかく収集した資料を国民に開示しないのは問題」(佐々木憲昭氏)と指摘、みんなの党も公開のための法整備を検討するよう提案した。

 国会事故調は昨年7月、原発事故は「明らかに人災」とする調査報告書を発表。与野党は資料公開のための法整備を申し合わせたが実現していない。

 自民党は参院選公約で「原発再稼働」を掲げる方針。公開への慎重姿勢は、原子力政策の問題点に再び焦点が当たることで再稼働への反対論が強まるのを避ける狙いとみられる。資料公開を求める超党派の議員グループ「原発ゼロの会」の河野太郎衆院議員(自民)は「非公開の前提自体がおかしい。歴史にない事故の原因究明のため全部公開すべきだ」と話す。【飼手勇介】
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キャベツ農家に悪いことをしたとは思っていない。 東電謝罪拒否。
「東電謝罪に応じず」 父親自殺で和解、須賀川の遺族会見
2013/06/06 09:55 福島民報

 東京電力福島第一原発事故後に父親が自殺し、東電と和解した次男樽川和也さん(37)=須賀川市=が5日、都内で記者会見し、東電が謝罪に応じていないことを明らかにした。

 弁護団によると、キャベツ栽培をしていた父親の久志さん=当時(64)=は、出荷制限の連絡を受けた翌日の平成23年3月24日に自殺。東電は裁判外紛争解決手続きで自殺との因果関係を認め、慰謝料や葬儀費用を支払う和解に応じたが、謝罪は「容赦いただきたい」と書面で拒否したという。

 会見で樽川さんは「自慢のキャベツが放射能で汚染されてしまったことがショックだったんだと思う」と父親の無念を代弁。

「(東電に)会社として父に線香を上げてもらわないと、和解しても心が晴れない」と涙を浮かべながら訴えた。

 弁護団の馬奈木厳太郎弁護士は「東電の責任の取り方は金を払うことだけ。それでいいのか問われるべきだ」と話した。樽川さんは、6日にも東電の担当者にあらためて謝罪を求める。

 弁護団によると、原発事故をめぐる賠償で自殺との因果関係を認めて和解が成立した初めてのケースという。
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兄弟でシベリアに強制抑留された ⑬

6月5日神戸新聞から引用。
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シベリヤ抑留被害者と「戦後処理問題懇談会」  2010年6月13日掲載エントリー
本ブログの2010年6月13日掲載エントリー。再掲載します。

 ⇒シベリヤ抑留者の補償問題がメディアの一つであるNHKテレビのニュースで放送されました。

 また、[クローズアップ現代]でも取り上げられ,昭和57年に開かれた『戦後処理問題懇談会』での討議の結論と,そこに至る経過が明らかにされました。

すなわち、会議の前に5省庁の幹部官僚が打ち合わせを行い、官僚がシナリオを書いて国家が補償をせず、財政負担をしないように方針を定めたそうです

パンドラの箱を開けたら大変なことになる」と言う表現が文書に残っているそうです。

 戦後処理問題懇談会(吉国一郎 牧野昇 深谷隆司 水上達三 小林興三次 河野一之などがメンバー)は、結果としてシベリヤに抑留された57万人への国家としての補償をしない進言を当時の自民党内閣に行いました。

 国民一人一人の生命・財産確保が先ではなく「自分たち官僚が治める国家の継続」が最優先、という思想があるのでしょうか。

(彼らにとっての日本国と一般のくにたみが考える日本国は、別の国のようです。そう考えない限り、シベリヤ抑留問題の始末のつけ方は理解が出来ません。・・今回追加)

※「シベリア抑留」給付金も実態解明も放置した「戦後処理問題懇談会議」

第二次世界大戦後の「シベリア抑留」はまだ終わってない――というのが今回の放送の趣旨だ。

いまだ実態が不明な点は多く、最近になって先方の資料が見つかり、何十年も前に死亡していたことがわかった抑留者の死亡通知が遺族に送られるなどしているという。

「やりだしたらきりがない」と切り捨てた役人たち
当時、日本軍兵士を中心に約60万人が旧ソビエトに抑留されたというが、なかには民間人もおり、番組ではこんな「実態」の証言もあった。

16歳の旧制中学生。終戦直後の学校宿舎に、ソビエト軍兵士と日本軍の大尉がやってきた。大尉が言うことには、「君たちを内地に連れて行ってやる」。しかし、不審なことに大尉は「年齢を聞かれたら18歳と言え」と指示するのだった。中学生26人はシベリアに連れて行かれ、3年間重労働を強いられた。

一方、今国会では、シベリア抑留者に給付金を支給するとともに、抑留の実態解明を進める法案が成立する見通しだ。

しかし、なぜいまごろ!?最近NHKは、戦後処理を方向づけた昭和57年の「戦後処理問題懇談会議」や官僚による準備会合の資料をゲットしたという。ちなみに当時は抑留者や被爆者など、戦争被害者が政府に補償を求める動きが活発だった。

準備会合では、「外務省として、懇談会で取り上げ検討することすら、すべて反対」(外務省課長)、「パンドラの箱をぐっと閉める方向に持って行きたい」(内閣審議室長)などの発言があった。会議はそうした官僚らのお膳立て通りに進んで行ったという。

「空襲の被害を含めてあまり対象を広げると寝た子を起こすことになる」(元内閣法制局長官)
「あまり突くと広がりすぎることになる」(三菱総研副社長)

「やりだしたらきりがない」(元自治事務次官)

抑留者団体の意見を聞いてみようとする常識的な委員もいたが、「過大な期待を与えるおそれ」(内閣審議室長)があるなどとして、反対された。

こうして、パンドラの箱は固く閉ざされ、抑留問題は見事にフタがされ、放置されたまま、今日に至ったものと思われる。

ボンド柳生

以上は*NHKクローズアップ現代(2010年5月25日放送「シベリア抑留終わらない戦後」)から引用。

☆阿智胡地亭の従兄の一人は満州からシベリヤに長期抑留され、厳冬の最中のソリによる木材輸送作業などに従事させられました。

ある日ソリが暴走し、下半身が横倒しになった大木の下敷きになり、何とか引き出した右足の足首が180度逆向きになりました。
麻酔のない手術を受け、かろうじて元の方向に戻ったそうですが、使えなくなっていました。

それでも彼は生きて引揚げ、舞鶴港についてから病院で外科手術を
受けることができました。病院を出ると今度は米軍占領下の社会で、ソ連に抑留されていた人間は「アカ」に洗脳されているという
デマが蔓延していて、戦後の社会を生きるのに、また新たな苦労があったということです。 

セロリ専業農家になった従兄は、その理不尽な抑留体験を一冊の本にまとめて身近な人に配りましたが、国家に一切の不満を言わずに、朝から晩まで黙々と働いて一家を支え続け、生まれ育った村の役を果たしながら暮らして来ました。


☆以下はKさんから伺ったお話です。

自分のおやじが言ってました。親戚に東条内閣の閣僚だった人がいます。戦後、A級戦犯でしたが、巣鴨をでた後の軍人恩給の額が 通常のサラリーマンの何倍もあり、戦争を始めた人間に恩給が高く、戦死した人々は、浮かばれないと怒っていたのを思い出します。

子供ながらになんで怒っているのが分からず、記憶だけはあります。水戸黄門の言葉の如く民百姓のためにお上はあると言うのは、理想郷のことだけなのでしょうか?

国が国民のために働いているとは、感じられない昨今です。

☆軍人恩給は現在でも年間9000億円ほど国家財政から支給されているそうです。

敗戦後65年経過してなおかつこの金額になるのは、受給者本人が死亡した場合には、未亡人が、条件によって子や孫が受給できるよう、昭和28年に旧軍人軍属の恩給法が復活したからです。

 基本的に在籍12年以上の旧職業軍人が対象になります。民間から徴兵されて軍隊に入った軍人は、在籍が12年以下が多いので支給されないケースがほとんどのようです。軍人恩給の最高額は大将職位で、年間833万円です。

遺族年金の受給者を会員としてきた日本遺族会は、長年自民党の強力な後援団体になっているようです。軍人恩給の概要はこのサイトを参考にしてください。
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核のごみ エネ庁7事業 予定価格99%で落札 直近5年「独占」  東京新聞
2013年6月7日 07時06分

 原発から出る核のごみの最終処分に関し、経済産業省資源エネルギー庁が発注した技術開発・調査事業で、特定の財団法人が七つの事業を数年にわたり、ほぼ予定価格通りの額で落札し続けていることが分かった。 (清水祐樹)

 この財団法人は、「原子力環境整備促進・資金管理センター」(東京都中央区)。主要事業は、核のごみの調査研究や、最終処分費用の管理運用。各電力会社が支出する最終処分費用は兆単位に及ぶので、センターが金庫役となって一括管理している。

 本紙がエネ庁による原子力関連事業の契約状況を調べたところ、最終処分技術が十八件(二〇一二年度)あり、予定価格に対する契約額の割合(落札率)が90%を超える契約が大半だった。

 センターはうち七件を独占的に受注してきたが、落札率がいずれも99%以上と突出。しかも、こうした状況が少なくとも直近の五年間続いていた。中には一億円を超える事業なのに、99・99%の“精度”で落札した例まであった。

 さすがにエネ庁も不審に思い、担当者がセンターに問い合わせたところ、「環境省のホームページ(HP)に予算額が出ていました」とあっさり内幕を明かしたという。

 事業の財源となるエネルギー対策特別会計は経産、文部科学、環境の三省が共同で所管しており、センターは環境省のHPに掲載されていた明細書に、受注したい事業そのものの予算額が記載されているのを発見。予算額よりわずかに安い額で入札し、落札したという。

 一方、予算額が分からない場合でも、最終処分関連は専門性が高いため、ライバル事業者が限られる。

 センター受注の七件は、いずれも他の入札者がいない「一者入札」だった。<高めの額で入札>→<不調>→<額を少し下げて再入札>を繰り返すうち、やがて予定価格を少し下回る額で、唯一の入札者のセンターが落札。落札率も高くなった。

 センターの担当者は本紙の取材に「落札額は、こちらで経費を見積もって入札した結果。予定価格に近いのはたまたまだが、財団はお金がないので高めの入札はしている」と話した。

ささやかながらこれは「調査報道」の一つで、しかも記者の署名がある。どうも記者クラブから排除されている中小新聞と、地方紙にだけ日本のジャーナリズム精神は残っているようだ。
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宗派を超えた宗教者たちが協力して、被災者の支援に取り組んでいる
報道されない福島・原発被災者たちの「孤立」と「不信」(大貫 康雄)
2013年5月19日

先日、福島市で東京電力福島第一原発事故と放射能被害者の人たちの現状を聞く会合に出た。宗派を超えた宗教者たちが協力して、被災者の支援に取り組んでいる活動の一環を知る機会でもあった。

すでに読者の皆さんが知っておられることばかりかもしれないが、この場では政府発表の放射能線量が自分たちで測った線量より低いこと。

被曝診断がいい加減で、しかも本人・家族に情報公開されていないこと。

政府や東京電力が賠償請求にいかに冷たい対応をしているか、などの諸問題が改めて具体例をあげながら語られた。

原発事故以来の日本政府、東京電力、福島県、その下で動く科学者たちが、安全云々といかに人々を騙してきて、さらに新しく騙しの工作を始めているか、などが指摘された。

問題点の幾つかはインターネット・メディアで、そして海外のメディアで報道されているが、日本のマスコミでは報じられる機会が少ない。諸問題を忘れないためにも、地元の人たちの声を改めてお伝えする。

この会合は宗教者が宗派を超えて作る「WCRP(World Conference of Religions for Peace)・世界宗教者平和会議」が開いたもので、福島県の相馬市、いわき市、会津若松市、郡山市と県内各地の皆さんが出席した。

WCRPは震災発生以来、被災者と被災地復興の支援を続け、今は最低5年間は支援活動を継続しようと仙台に駐在者を置いて活動している。

人々の生の声をお聞かせできないのが残念だ。まとまりもなく雑駁な文章で恐縮だが、2日間の会合の中で指摘されたうちの幾つかは以下の通り。

① 政府の発表する放射能線量が信用できない。飯舘村から、福島市の北東・伊達市に避難している畜産農家の長谷川健一さんは、政府の担当者やいわゆる放射能学者が相次いで来ては“全村避難の直前まで安全だと嘘を”ついていた。

地元の皆さんの前で自分が持参した線量計を用いながら、“ここは人の住む処ではない。即時避難してください”と警告をしてくれたのは京都大学の今中哲二さんただ一人だけだったという。

長谷川さんは飯舘村前田地区の行政区長でもあり、今も毎月定期的に村に戻っては各家の前で放射線量を測定している。

すると国が設置したモニタリング・ポストの測定値と長谷川さんが測定する線量の間に2倍の差があるという(つまり国のモニタリング・ポストでは非常に低い線量しか表示されず、あたかも線量が下がりつつあり、安全な環境に戻りつつあるような錯覚を与えているということを指摘していた。

この政府発表の測定値が人々の計測値より低い問題と理由は、ドイツなどヨーロッパのメディアも指摘している)。

長谷川さんの言葉が頭に残る。「政府や県が信用できなくなった以上、自分たちで定期的に計測し、記録して将来に備えなければならない」

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潜在的待機児童が増え続けている  これを放置して何が経済成長か?
横浜市「ゼロ達成」の裏で激増する潜在的待機児童
夫不在、子どもを抱えて路頭に迷う母親たちの悲鳴


 横浜市が「市内認可保育所の待機児童数ゼロを達成した」と発表したのは、5月下旬。しかし、それはあくまで一例に過ぎない。待機児童問題は水面下に深く根を張っており、全国的に見れば何も解決していない。

保育所の定員数は増えているものの、統計に表れない潜在的な待機児童数は80万人に迫る勢いで増え続けているという推計もあり、保育所の定員が増えれば増えるほど待機児童数が増える「いたちごっこ」が続いている。今年2月の杉並区を皮切りに、全国の自治体で待機児童解消を訴える親たちが増え続けている。

こうした問題の背景にあるのは、保育所に関わる非効率な社会システムが生み出す矛盾だが、とかく社会で「働く女性が直面する問題」としてのみ捉えられがちなことが、問題を一層深刻にしている現状がある。

あなたの妻は、子どもを抱えて独りで路頭に迷っていないか。待機児童問題の本質に迫った。(取材・文/プレスラボ・小川たまか)

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この際、何が何でも教科書の歴史記述を変えてやる!
2013.06.03 教科書改悪へ歯をむき出した自民党

坂井定雄(龍谷大学名誉教授)

 安倍政権と自民党が、教科書改悪へ権力を振りかざし、露骨に動きだした。

文科省の教科書検定基準から、中国、韓国はじめアジア諸国に配慮する「近隣諸国条項」を削除するなど制度見直しの“正面突破”作戦を準備しつつ、党の部会に教科書出版会社の社長らを呼びつけ、南京事件や従軍慰安婦問題などをあげて編集方針をただした。

党側は「出版社に圧力をかける考えはない」といっているが、安倍政権の下で、直接出版社に圧力をかける“実力行使”にほかならない。

自民党は、NHKの歴史や人道問題の報道が気に入らないとき、会長や報道責任者を呼びつけ、放送中止や内容変更をさせることをしばしばやってきた。こうしてマスコミや教科書会社に圧力をかけ、日本国憲法第19条「思想および良心の自由は、これを侵してはならない」、第21条「言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」を勝手に侵すのが彼らの手法なのだ。

  朝日新聞5月30日朝刊教育面は(なぜ1面や2面ではなかったのか?)、28日に開かれた教科書検定の見直しを目指す自民党の部会の内容を詳しく伝えている。

それによると、同部会は発行部数が多い教科書出版会社大手に出席を要請、東京書籍、実教出版、教育出版3社の社長や、編集責任者が出席した。自民党国会議員約45人が出席した

  この日の会合は非公開で、約1時間20分続き、「南京事件の犠牲者数は事件自体がなかったという説も含めさまざまある。

なぜ、『十数万人』や『三十万人』という説しか紹介しないのか」「慰安婦について、旧日本軍の強制性をうかがわせる表現が強い」などの質問や意見が相次いだという。竹島などの領土問題、原発稼働の是非に関する記述についても「経緯の説明が足りない」「偏っている」などの意見が出たという。

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目に入った記事やネットエントリー    6月7日版
1、子供の幸福度世界一、オランダの教育に学ぶ

2、来季の巨人vs阪神・アメリカ開幕戦は「日本球界消滅」への第一歩か!?

3、情報界震撼、闇に消える内閣情報調査室幹部自殺

4、捜査情報のリークが判決に重大な影響を及ぼす

5、皇太子妃雅子さまについて

項目をクリックするとリンク先に飛びます。
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2013年06月06日(木)
海外あちこち記から  「 その2 インドネシア/ジャカルタ篇 」
1976年12月入国。 2001年作成・メールマガジン発信。

海外出張2回目にインドネシア、ジャカルタへ年末にエライ人のお供で出張しました。

 ある化学会社がアルミプラントプロジェクトを立ち上げ、現地にオフィスを開いていたので、受注活動の一貫です。

 「お客さん達が正月を初めて家族でジャカルタで過ごすんだから、鮭の新巻きをお土産に持ってくぞ」と、新巻き10本を持って行くことになりました。

さあガルーダ航空がジャカルタ空港に到着し通関です。一行のみんなは機内のお酒で、機嫌よくパスポートチエックの方に行き、通過していきます。新巻の通関は一番下っ端のボクの仕事です。

カートに自分のトランクと新巻10本を乗せて後をついていったボクは係の役人からこっちへ来いと別室に連れ込まれました。

物凄い剣幕で「この大量の荷物は何んや?」と言っているようです。しどろもどろで「魚のサーモンのソールト漬・・なんじゃかんじやです」と説明しますが、こちらの英語もいい加減、向こうはハナから聴く耳もたずです。

時間は経っていくし、これをここで没収されたらエライ人から何を言われるかわからんと大汗かいて全身が熱くなりました。

しばらくすると相手の口はガタガタ言っているけど目はニヤニヤ笑っているのに気が付きました。そうか話に聞いていたアンダーテーブルやと、米ドル10ドルを財布から出して渡すと(早よそれを出さんかね)という感じでポケットに入れ、向こうのドアを開けてくれました。

出張の一行がそれでも心配そうな顔で出口で待っていてくれました。

「やっぱり引っかかったか」とエライ方が言いました。

「よう通してきたな」というお褒めの言葉を期待していたボクの甘さを思い知りましたが、これから後の同じような通関の苦労経験の初めの始めでした。

役人の給料が安いのでこうして集めた金をプールしておいて、年末なんかに仲間内で分けると後で聞きましたが、その後各国でこのような事を何遍経験しても、その都度身体がフリーズして大汗かきまくりでした。
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【2013年5月31日】小出裕章×小沢一郎  「福島第一原発を抑え込むために」 
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地下水放出に批判続出 いわきで住民説明会   河北新報
2013年06月06日木曜日
地下水海洋放出計画の説明を聞く住民=5日、いわき市会場

 福島第1原発の地下水海洋放出計画の住民説明会(資源エネルギー庁主催)が5日、福島、いわき両市で開かれ、放出予定水から放射性セシウムが出た問題に対して出席者から批判が相次いだ。

 問題は「放出予定水に含まれるセシウムは検出限界値未満」と安全性を強調する東京電力の従前の説明に反し、水から規制値以下のセシウムが検出された。

 出席者からは「規制値以下だからといって放出していいわけではない」「微量でもたくさん流せば多量になる」などという声が上がった。

 同庁の担当者は「放出予定水のセシウム濃度は1リットル当たり0.61ベクレルで飲料水の基準(10ベクレル)や牛乳の基準(50ベクレル)に比べて大変低い。国が責任を持って安全管理に取り組む」と理解を求めた。

 いわき市会場に出た同市の漁業新妻竹彦さん(52)は「セシウムは含まれていないと言う東電の説明は事実と違い、漁業者の感情を逆なでしている。海洋放出されると漁の再開が遠のくだけで認めるわけにいかない」と話した。

 中西宏典同庁大臣官房審議官は説明会後の取材に「(計画の実施は)地元漁業者の同意が必要」との認識を示した。計画は放射能汚染水対策の一つで、汚染された原子炉建屋に流れ込む前の地下水をくんで海に流す。

☆本当に他人ごとではない。福井県で運転が続いている関電の大飯原発が明日にでも事故を起こせば、日本海に放射能汚染水が流れ込む事態が起こりうる。

日本海の魚が汚染されたらと考えるだけでも、今現在の福島の漁師たちの心情と現状は自分のものになる。

それでも原発を再稼働させようとする「産官政学マスコミの原子力ムラの旦那衆」の意図は、国民無視もいいところだ。オタクら日本をつぶす気か。


福井の原発事故で琵琶湖汚染裏付け 滋賀県がSPEEDIの拡散予測結果公表
 MSN産経ニュース 2013.6.4 19:15

 滋賀県は4日、隣接する福井県内の原発で福島第1原発事故と同規模の事故が起きたとの想定で行った、国の緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム「SPEEDI」を用いた放射性物質拡散予測を公表した。

琵琶湖を含む滋賀県北部で、屋内退避が必要とされる100ミリシーベルト以上の内部被曝(ひばく)線量に達すると試算。琵琶湖が放射性物質に汚染され、水道水にも影響を及ぼす可能性が改めて裏付けられた。

 予測では、関西電力美浜原発(福井県美浜町)や敦賀原発(同県敦賀市)で事故があった場合、気象条件によって琵琶湖の一部で内部被曝線量が100ミリシーベルト以上500ミリシーベルト未満となった。

 滋賀県はこれまでに、平成22年の気象データを基に独自の放射性物質拡散予測を実施。琵琶湖を含む県北部に影響が出るなどの結果を得ており、改めてSPEEDIでの予測を国に依頼した。
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敦賀原発活断層判断「拙速でない」 田中規制委員長が見解 福井新聞
(2013年6月6日午前7時14分)

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は5日までに、福井新聞のインタビューに答え、日本原電敦賀原発2号(福井県敦賀市)機直下の破砕帯(断層)を「活断層」と認定したことは「拙速ではない」と述べた。一方で、結論を覆すようなデータが出てくれば再審議する考えもあらためて示した。

 原電が6月末まで実施している追加調査を待たずに判断したことには批判も出ている。田中委員長は「これ以上審議しても新しいデータが出てくるとは思えないこともあり、有識者会合として現時点で判断した」と述べ、規制委としてその判断を了承したと説明。

県などが「科学的な議論を尽くしていない」としている点には「何が科学的でないのかがあまり明確ではない。(活断層の存在を)否定しきれない場合には、活断層があることを前提にせざるを得ない」とした。

 審議や資料は全て公開しており、科学的ではないと主張する科学者は問題点を明確にして反論すべきだと話した。

 破砕帯が動いた場合の工学的な影響評価を求める意見には「今の地震学の知見ではどれくらいずれるのか分からない。(原発から)距離が離れた活断層が動いたときの揺れを評価するのとは違う。(原子炉直下にある活断層の)工学的な評価はできない」と述べた。

 1、2号機の原子炉から200~300メートルの距離にある活断層「浦底断層」のリスクも挙げ、2号機直下の破砕帯が活断層でないと結論付けられたとしても、浦底断層の評価が必要になると強調した。

 審議のあり方をめぐっては、有識者会合の専門家自身が専門分野の偏りやデータ不足などの問題点を挙げていたが、「結論が変わるような意見ではない」と語り、指摘は今後の断層調査に生かしていくという。

 大量の機器の点検漏れが見つかった日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)については、法令違反の解消に加え、敷地内の破砕帯が活断層ではないと結論付けられて、新規制基準を満たすことが運転再開の条件と明言。「組織や安全文化の問題は規制の方の必要条件にはならない」との認識を示した。
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京都祇園にも多数のブラジル人女性が働く  知らなかった
深夜の祇園 週1の“母国” 食品、雑誌 トラック商店人気印刷用画面を開く【 2013年06月05日 14時30分 】京都新聞

 夜更けの祇園(京都市東山区)に毎週1回、ブラジルやフィリピンの食品や雑誌を販売するトラックが訪れ、夜の街で働く外国人女性の買い物スポットになっている。京都、滋賀の工場地帯の外国人労働者のための移動商店だが、「はるか故郷を離れて奮闘するホステスたちも応援しよう」と、祇園でも1年前から母国の品を届けている。

 5月31日の午前1時半、人通りの少なくなった東大路通にトラックが到着すると、待っていた女性たちが荷台に乗り込んだ。運転手兼店員の日系ブラジル人3世マノエル・タカシさん(36)に、女性客が「また来たよ」と陽気に話しかける。

 荷台には主にブラジルとフィリピンから輸入した缶詰やお菓子、雑誌などが所狭しと並び、肉類を売る冷凍室もある。一番人気はブラジルの家庭料理を日本で調理した揚げ物などの総菜という。

 駐車違反にならないよう開店は短時間だが、この夜はフィリピンやブラジル、コロンビアの女性約20人が次々と訪れた。ブラジル人ホステス(26)は「スーパーに売ってない品が安く買える」、フィリピン人歌手(32)も「懐かしいマニラのお菓子を買えた。うれしい」と喜んだ。

 トラックを運行するのは滋賀県愛荘町の会社「メイドインブラジル」。約15年前、京滋の工場地帯で働くブラジル人向けに移動商店を始めた。京都では福知山市や久御山町の工業団地を巡回するが、1年ほど前、祇園でもブラジル人などの女性が多く働いていることから商売を始めた。

 荷台で女性たちを出迎えるマノエルさんは、「疲れた」と嘆く女性に「がんばれよ」と励ましたり、身の上話を聞くこともある。来日約20年のマノエルさんは「夜の仕事は大変。故郷の品を売るだけじゃなくて、楽しく会話もして応援したい」と話している。
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6月6日に目に入った記事やネットエントリー
1、中立国オーストリアに学ぶ「改憲」の知恵

2、日本の農業は本当にそんなに弱いのか

3、被曝を懸念する1200人を診察した都内医師の独白

4、警察も金で買える」警官脅迫の被告公判で証言

5、教科書改悪へ歯をむき出した自民党

6、福島原発行動隊通信第37号

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佐賀地検で検事が容疑者にカッターを向けた。
[不祥事]「カッター向けた」認める 佐賀地検 14:07

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2471724.article.html
地検によると、取り調べは検事の執務室で行われ、カッターナイフは事務用として室内に置かれていた。地検は本人への聞き取りや取り調べ中の映像から、検事が容疑者にカッターナイフを向けていたことを確認、福岡高検などに報告した。

ヤメ検事弁護士・落合洋司さんのブログから。

⇒取調べにあたっては、机上にできるだけ物は置かない(筆記用具、ノート、一件記録、あとはパソコン程度でしょう)というのが、昔から注意事項として言われていることですね。

余計なものが置いてあれば、それを悪用していなくても、悪用したという話が出る可能性があり、カッターナイフのようなものを、証拠品でもないのに手近に置いている、手に取れる状態にしている、というのは、それだけでも問題があるでしょう。

そもそも、私自身、11年余り検察庁にいた当時、カッターナイフを使って何か作業をした、という経験はまったくありません。

アシスタントの事務官が、何らかの作業のために使うことは、まったくないとは言えませんが。検察官が、証拠品でもないカッターナイフを、それも取調べ中に手に取ること自体が、かなり異常なことであると思います。

これが可視化されていない取調べの際のことであれば、取調官側から知らぬ存ぜぬで否定され水掛け論状態になった可能性が高いでしょう。全面可視化により、違法、不当な取調べが後に検証できるようにしておく重要性を、改めて感じます。

引用元

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各層で自民党憲法草案に危機感
自民党改憲草案に危機感――若手弁護士の会結成

 自民党の「憲法改正草案」に危機感を抱いた弁護士有志が「明日の自由を守る若手弁護士の会」を結成し、活動を始めた。今月一七日に東京・霞が関で記者会見し、取り組みをアピールした。

「若手」の範囲は弁護士登録してから一五年以内で、現在、会員は全国に約二二〇人。二〇~三〇代が中心なので、特に同世代への浸透を意識している。護憲・改憲の枠を超え、イデオロギーにとらわれずに、自民党改憲草案に反対していくのが目的だという。

 共同代表の神保大地弁護士(札幌弁護士会)は自民党草案を読んだ時に受けた衝撃をこう語った。

「二つの危機感に襲われました。一つは、私たちの生活や未来はどうなってしまうのかという漠然としたもの。

もう一つは、次の国政選挙の結果によっては改憲が実現してしまうかもしれないという切迫したもの。市民に対して、広く、わかりやすく、しかも短期間で知らせる必要を感じ、会を設立して行動することにしました」


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日本に“原発を建てても安全な場所”はない」
「世界一の地震国・日本]には『原発を建てても安全な場所』はありません。

そのことをよく考えなければ、また悲劇を繰り返すことになる」と警告するのは、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏。

「原子力産業を牽引してきた米国も欧州も、大地震の危険性がある場所を慎重に避けながら原発を建設してきました。

欧州のかなりの部分は非常に地盤が強いですし、米国ではその多くが地震の少ない東海岸に建てられています。

日本列島のような大地震の頻発地帯に原発を建てるというのは異常なことです。

福島第一原発の事故が起きる前、私が最も心配していたのは浜岡原発(静岡県)についてでした。

世界中の地震学者が『明日起きても不思議ではない』と口をそろえる東海大地震の予想震源域の“ど真ん中”に原発が建っている。

そのため、私はずっと浜岡原発の事故の危険性を警告してきました。
しかし実際に事故を起こしたのは、福島第一原発でした。

つまり日本列島においては、次にどこで巨大地震が起きるのか、正確に予測することは不可能なのです。
東日本大地震で事故を起こしたのが福島第一原発だけだったのも偶然でした。

例えば女川原発(宮城県)は、外部からの送電線が辛うじて一系統だけ倒壊を免れたため、運良く事故にならなかったのです」

(小出氏)

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福島県立医大の御用先生方が外された。



6月5日神戸新聞夕刊から引用。
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遺伝子組み替えの政治懸念  by  田中 宇
田中宇の国際ニュース解説から引用。

2013年6月1日  

 米国オレゴン州の小麦畑で、米政府が認可していない、遺伝子組み替えの小麦が発芽しているのが見つかった。

問題の小麦は、種子開発の世界最大手企業モンサントが、1989年から05年までオレゴンの畑で試験的に栽培していたもので、遺伝子組み替えによって、同社の除草剤「ラウンドアップ」をかけても枯れない「除草剤抵抗性」を付与された「ラウンドアップ・レディ」と名づけられた品種だ。

この手の作物は、除草剤を空中散布しても雑草だけ枯れて作物自体が枯れずに育成するので、農家にとって栽培がしやすくなる。

だが、同品種の試験途上の04年、世界の多くの国が、この種の小麦の輸入を好まないことが判明し、モンサントは開発を打ち切った。米国を含め、世界の国々の中で、遺伝子組み替えの小麦を認可している国は、まだ一つもない。 (Monsanto Modified Wheat Not Approved by USDA in Field)

 問題の小麦は05年に試験栽培を打ち切り、それから8年以上が経った。だが今春、オレゴンの小麦農家が、休耕地の雑草を枯らすために除草剤をまいたところ、枯れずに生え残っている小麦があることを見つけた。

その農家は不審に思ってこの小麦を州立大学に持ち込んで検査したところ、未認可のモンサントの遺伝子組み替え小麦であることがわかった。何らかの理由で、8年前に栽培をやめた品種が自生していた。 (Genetically-engineered wheat discovered in Oregon field)

 今回見つかったのは実る前の成長中の小麦であり、米国から輸出された小麦粉の中に未認可の遺伝子組み替え品が混入していたのではない。

しかし、オレゴンの一部の小麦畑で8年前からの遺伝子組み替え品が自生していたことが確認された以上、休耕地でなく小麦を栽培している畑にも自生した組み替え品がわずかでも混じって生えて収穫され、世界に輸出されてきた可能性がある。オレゴン州の小麦の90%は米国外に輸出されている。 (Japan cancels some US imports after Monsanto wheat found in Ore.)

 日本は、メキシコに次いで、米国産小麦の輸入が多い国だ。

5月30日、日本政府はオレゴン州の小麦である「軟質白小麦」などの米国からの輸入を禁じる措置をとった。韓国や中国、台湾なども、輸入禁止措置を採ったか検討している。

日本が米国からの輸入を禁止した軟質白小麦は、麺類やクッキーなどの原料になる小麦粉で、日本は米国の代わりにカナダ、フランス、豪州などから小麦を輸入している (Asian Buyers Shun U.S. Wheat)
遺伝子組み替えは、小麦において許可されていないものの、大豆やトウモロコシ、綿花などで許可され、大々的に導入されている。米国産の大豆の93%、トウモロコシの88%が遺伝子組み替え品だ。世界的に、遺伝子組み替え種子の90%はモンサントの製品だ。 (Discovery of Monsanto GMO wheat threatens US exports)

 遺伝子組み替え品は、食品としての安全性が確立していない。事実上、全人類を対象に人体実験の最中といえる。モンサントや、その息のかかった「専門家」や政府筋の人々は「安全だ」と言うが、その宣言は、モンサントのロビー活動の結果であるという疑いをぬぐえない(除草剤抵抗小麦は、枯れないというだけで、除草剤をたっぷりかけられている。殺虫剤をかけても死なないゴキブリを粉にして焼いたクッキーを食べるイメージだ)。

最近、欧米をはじめとする世界の52カ国436都市で、モンサントの遺伝子組み替え種子の使用に反対する市民団体のデモや集会が開かれている。特に欧州人が強く反対している。 (Commentary: GM wheat sprouts another round of Monsanto criticism) (We can't let Monsanto win on genetically modified food)

 オレゴンでの発見は、世界中で遺伝子組み替え反対デモが行われた直後の、モンサントにとって非常に悪いタイミングで起きた。モンサントはすでに昨年、欧州で、各国の農家に遺伝子組み替え品の作付けを勧誘したり、遺伝子組み替え品を阻止する各国政府と裁判で争ったりする従来の営業戦略を、費用対効果の面で引き合わないと結論づけ、売り込みをあきらめている(遺伝子組み替え作物は欧州で、トウモロコシを中心に、スペイン、ポルトガル、チェコなどで栽培されている)。



欧州では、BASFやバイエルなども遺伝子組み替え作物の研究をしてきたが、いずれも昨年、開発を縮小する方向に動き出している。欧州での、遺伝子組み替え食品をめぐる市民運動とモンサントなどとの闘いは、市民運動の勝利になっている。 (GMO lose Europe - victory for environmental organisations)

 モンサントは欧州で遺伝子組み替え種子の拡販をあきらめただけでなく、今回のオレゴンの件で、米国からアジアへの小麦輸出についても、遺伝子組み替え種子のせいで風評被害のようなことが起こり、打撃となっている(企業としての儲けは増えているが)。 (Monsanto Profit Forecast Increase Fails to Boost Shares)

 ここで私が懸念するのは、モンサントの「悪さ」よりも、日本の米国からの圧力への弱さだ。これまで日本の農水省は、国内の農業など一次産業を守るため、今回の輸入禁止や狂牛病のときのように、米国産の農産物に懸念があるときは、米国の業界や政府筋から「神経質すぎる」と非難されても無視して輸入禁止の措置を採ってきた。

しかし昨年後半以来、特に安倍政権になってからの日本は、日米同盟の維持を最優先にして、米国から政治圧力を受けると、国内産業の打撃や地元の反対などを無視して、米国側の言いなりになる傾向が強まっている。米国は大手の銀行と企業が政府を動かす権力構造だ。米政府は基本的にモンサントなどの言いなりだ。日本が米政府の言いなりになる傾向を強めると、モンサントの言いなりにならざるを得ない。

 TPPの参加について安倍首相は繰り返し「これは日本の安全保障のためだ」と言っている。つまり、日本の農業などが潰れることよりも、日本がTPPに参加することで米国が日本を軍事的な傘下に入れ続けてくれることの方が重要だということだ。米政府が日本に「TPPに入らないと、米国は日本の安全を守りませんよ」と圧力をかけている感じだ。 (国権を剥奪するTPP)

 遺伝子組み替え食品について、従来の日本は比較的厳しい態度を採ってきたが、TPPの受け入れとともに、今後は「軍事的な安全」と引き替えに「食の安全」をあきらめる展開になることが懸念される。

円を守っていた日銀は、安倍政権によって白川総裁がほとんど暴力的に辞めさせられ、代わりに崩れかかっている米連銀の量的緩和策を助けるために黒田総裁が据えられ、ドルと米国債を延命させるために、円と日本国債を先に自滅させるアベノミクスが行われている。

同様に、農水省の頑固な国内農業保護策も、対米従属最優先の安倍政権によって潰され変質させられるかもしれない。 (財政破綻したがる日本)

 政治軍事的な安全保障は大事だろうが、日本政府のやり方を見ると、尖閣を国有化して意図的に中国との敵対を煽ったり、本来は対米従属上の大切な同盟国であるべき韓国との仲を改善せず、向こうのせいにして日韓関係を悪いままにしておくなど、よく見ると日本政府は安全保障政策において非常に稚拙だ。日本政府(官僚機構)がやりたいことは自国の「安全保障」でなく、対米従属の維持であることが見え隠れしている。むしろ、日本を危険にした方が対米従属を維持できる。

 米国は財政難が悪化している。5月31日には、10年もの米国債の相場が急落した。ゴールドマンサックスは「これは本物の急落の始まりだ」といっている。投資家の間で、米国の財政に対する信用不安が起きている。米国は財政難になるほど、日本の安保面の面倒を見なくなる。日本は目先の対米従属に固執するあまり、安保と食の(たぶん「職」も)安全を失っていきかねない。

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