2016年2月13日土曜日

福島原発事故が起きた2011年5月18日から5月22日の「阿智胡地亭の非日乗」の記事


2011年05月21日(土)
えっ、アメリカの大統領がここまで言う?? パレスチナ領土問題
☆アメリカのユダヤロビーの活動力が落ちてきたのだろうか?それともSNS利用者の拡大で、従来彼らが押さえてきた大手メディアの情報操作では、アメリカ大衆の世論をリードできなくなってきたことの証明だろうか?いまのアメリカの空気の中で、括目すべきオバマ大統領の発言があった。

このオバマ大統領の発言は次期大統領選も睨んだものとしても、歴史に残る発言だと思う。大げさに言えばこの発言は暗殺も覚悟しなくては言えない内容だ。

 それにしても、今回も思ったがオバマさんという人はみかけによらないタフな政治家だ。

この発言でアメリカはイスラエルとパレスチナの問題に一線を引くことを明言した。イスラエルの猛反発は当然計算に入っていて、彼はこのまま自分の提言が受け入れられるとは思ってもいない。

しかしイスラエルの今後の軍事行動への大きな牽制になる。

そして国内の緊縮財政の面からも、中東の米軍派遣の規模を縮小させる分かり易いアドバルーンにした。

いずれにせよ、世の中のバランスを求める動きをアメリカの大統領が敏感に感知して、それを口に出す。彼には歴史観とある意味の使命感がある。

そんなものがない人物をずっと首相にいだきつづける日本は、自分と同じ兵・下士官のレベルではしっかり動いてるような気がするが、近隣諸国や英米の動きを見ていると、吉田茂クラスのリーダーも必要だ。

メディアも野党も菅下しの動きが激しいが、では代わる人は誰がいるのだろう。敗戦後、66年たつと兵・下士官だけを育て、リーダークラスの人材育成をしてこなかった文部省の方針のツケが今もろにまわっている。占領国アメリカの長期的な日本統治策は成功している。

国も企業も官庁も学校もNPO法人も家庭もそれをまわすのは人だ。

米大統領  イスラエル占領地撤退を
5月20日 12時17分 NHKニュース

アメリカのオバマ大統領は、日本時間の20日未明に行った中東政策についての演説で、イスラエルとパレスチナとの和平交渉を巡って、イスラエルに対し、1967年の戦争で占領した土地から基本的に撤退するよう求め、イスラエルとの関係を重視するアメリカの大統領としては異例の踏み込んだ演説となりました。

オバマ大統領は、この演説で「将来のパレスチナ国家とイスラエルとの国境線は、1967年までの境界線を基本とするべきだ」と述べ、イスラエルに対し、1967年の第3次中東戦争で占領したヨルダン川西岸などから基本的に撤退するとともに、占領地での入植活動を止めるよう求めました。アメリカは、イスラエルとの関係を重視し、パレスチナとの和平交渉の仲介にあたっても、イスラエル寄りの姿勢を取ってきましたが、今回のオバマ大統領の演説は、イスラエルに譲歩を強く求めるアメリカの大統領としては異例の踏み込んだ発言となりました。

 その一方で、オバマ大統領は、パレスチナ側がことし9月の国連総会で、独立国家としての承認を求める構えを見せていることについて「交渉を通じた和平を目指すべきだ」と批判し、反対の姿勢を明確にしました。この演説に対してイスラエルのネタニヤフ首相は、声明を発表し、「イスラエルの存在を犠牲に、パレスチナ国家が樹立されることがあってはならない」と強く反発しました。

 オバマ大統領は20日、ホワイトハウスでネタニヤフ首相と会談し、和平交渉の前進を働きかけるものとみられますが、イスラエル側が態度を硬化させれば、交渉の再開は難航が予想されます。
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滋賀県の教育委員会も自主的アクション
☆福井県にある関西電力の原子炉から一番近い県境が13kmほどの滋賀県では、これまでの想定を真剣に見直し始めた。☆

「放射能」の想定必要 滋賀県教育長、学校避難訓練見直し言及
2011年5月20日 中日新聞

 福島第1原発で放射性物質が外部に放出された問題で、県教育委員会の末松史彦教育長は19日の定例会見で、小中高校などの避難訓練で「地震や火災を想定した訓練や研修はしているが、今一番抜けているのは放射能」と述べ「避難訓練の普段のやり方をもう少し検討させていただく」と学校の防災力強化に意欲を示した。

 避難訓練は各学校長に任せている状況で、放射能漏れ事故を想定した訓練について末松教育長は「現時点で県教育委員会から要請はしていない」。

 県が計画している「県危機管理センター(仮称)」に子どもらが防災を学んだり体験したりする研修・交流機能を備える構想には、活用していく考えを示した。

 4月下旬に文部科学省から1年単位で被災地に派遣できる教諭の可能人数の照会があり、県教委は「2~3人が可能」と回答したことを明かした。末松教育長は「一日でも早く本来の姿に戻ってもらいたい。できる限り応えていきたい」と述べた。 (木原育子)
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政府の被ばく基準は御用学者が決めた? 国民のイノチの値段は今安い
政府の被ばく基準に批判相次ぐ 衆院特別委で専門家
2011年5月20日 13時19分 東京新聞

 福島第1原発事故を受け、政府が計画的避難区域や校庭の活動制限の基準に採用している「年間20ミリシーベルト」という被ばく線量について、衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会で20日、放射線医学の専門家らから「高すぎる」と批判が相次いだ。

 矢ケ崎克馬・琉球大名誉教授は、政府が根拠としている国際放射線防護委員会(ICRP)の基準について「内部被ばくを考慮していない」と批判。欧州は内部被ばくを考慮した別の基準を採用しており、外部被ばくだけで年間20ミリシーベルトというのは「とんでもない数字」と強調した。

 武田邦彦・中部大教授は「20ミリシーベルトで発がんリスクが高まるのは明らかなのだから、保護者が納得しないのは当然だ」とし、校庭だけでなく通学路などを除染する必要性を強調した。

 国の原子力安全委員会の久住静代委員は、日本人の数十%はがんが原因で死亡し「20ミリシーベルトが発がんに与える影響は小さすぎ、疫学調査で検出できないほどだ」と20ミリシーベルトという基準の妥当性を主張したが、崎山比早子・元放射線医学総合研究所主任研究官は「子どもの方が放射線感受性が強く寿命も長い。年齢による影響の差を考慮しない議論は論外だ」と反論した。(共同)
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大阪九条の映画館「シネ・ヌーヴォ」の今日からの特集
☆阪神電車と近鉄電車が相互乗り入れしたので、神戸からも大阪・九条の映画館に行きやすくなった。今も憧れの白川和子さんにスクリーンで会ってこようと思う。☆

サイトから惹句を引用・・

日活ロマンポルノ誕生から40年——

 テレビの台頭、レジャーの多様化もあって、60年代末に映画産業が急退し、大手映画会社が低予算・早撮りのプログラムピクチャーを競って大量生産する一方、日活は作品のマンネリ化、スターの人気低下などが重なり急激に業績を悪化する中、1971年に「日活ロマンポルノ」としてポルノ路線を断行。

しかし、社内では大物俳優や監督が次々と移籍する一方で新たな機会を得た新人監督や俳優が活躍。新しくスタートした「日活ロマンポルノ」を若者たちは熱狂的に支持。1988年の制作中断まで1133本も製作され、熱気溢れる製作現場から数々の傑作が生まれたばかりでなく、新進監督が次々と輩出され、人材を育成する場ともなった。70年代こそ、「日活ロマンポルノ」抜きには語れない。

1971年「日活ロマンポルノ」第1作『団地妻 昼下りの情事』(監督:西村昭五郎)を若者たちは熱狂的に支持。神代辰巳、曾根中生、田中登、小沼勝ら不遇を託っていた監督たちが次々と秀作を発表。まさに百花繚乱の様相を見せ、70年代は「日活ロマンポルノ」黄金時代となった。

 変容する日本映画界を背景に時代を駆け抜けた「日活ロマンポルノ」は、短期間・低予算という制約、権力による弾圧、そして偏見にぶつかりながらも、映画人の知恵とプライドと情熱が数々の傑作、秀作を誕生させた。1988年までの間に1133本も発表し、多くの人材を輩出し続けた。

 今年、「日活ロマンポルノ」誕生から40年。1月の「神代辰巳特集」に続く「日活ロマンポルノ」第2弾を開催。名匠たちの作品とともに、白川和子、田中真理、宮下順子、谷ナオミ、東てる美、泉じゅん、美保純、山科ゆりら女優たちの妖艶な魅力に注目。「日活ロマンポルノ」の名手が描く愛と官能の世界、代表作25本一挙上映!!

■■■※※※※※5/21以降の上映※※※※※■■■
★シネ・ヌーヴォ★

【日活ロマンポルノ名作選】
5/21(土)~6/10(金)

全25本のラインナップの詳細はこちら

シネ・ヌーヴォのサイトはこちら

■シネ・ヌーヴォ今後のラインナップ
『ドリーム・ホーム』
【パン・ホーチョン、お前は誰だ!?】
【生誕百年記念 森一生映画旅】
『風吹く良き日』
『鯨とり ナドヤカンダ』
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2011年05月20日(金)


茨木のり子の詩  青梅街道
  青梅街道
 
              茨木のり子

 内藤新宿より青梅まで

 直として通ずるならむ青梅街道

 馬糞のかわりに排気ガス

 いきもきらずに連なれり

 刻を争い血走りしてハンドル握る者たちは

 けさつかた がばと跳起顔洗いたるや

 ぐずぐず絆創膏はがすごとくに床離れたるや

   くるみ洋半紙
   東洋合板
   北の誉
   丸井クレジット 
   竹春生コン
   あけぼのパン

 街道の一点にバス待つと佇めば

 あまたの中小企業名

 にわかに新鮮に眼底を擦過

 必死の紋どころ

 はたしていくとせののちにまで

 保ちうるやを危ぶみつ

 さつきついたち鯉のぼり

 あっけらかんと風を呑み

 欅の新芽は 梢に泡だち

 清涼の抹茶 天に喫するは誰(た)ぞ

 かつて幕末に生きし者 誰一人として現存せず

 たったいま産声をあげたる者も

 八十年ののちには引潮のごとくに連れ去られむ

 さればこそ

 今を生きて脈うつ者

 不意にいとおし 声たてて

   鉄砲寿司
   柿沼商事
   アロベビー
   佐々木ガラス
   宇田川木材
   一声舎
   ファーマシイグループ定期便
   月島発条
   えとせとら
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[放射能汚染の現実を超えて]が復刊される。
放射能汚染の現実を超えて
小出 裕章 著

出版社(河出書房新社)のサイトから引用。

1986年チェルノブイリ原発の大事故後、旧ソ、ヨーロッパだけでなく日本でも汚染は拡がっていた。原発の現場から食品など具体的な放射能汚染の実態を綴り、原発への警告を鳴らす。

まえがき――『放射能汚染の現実を超えて』復刊にあたって

序 人命の尊厳と反原発運動
人類は自ら蒔いた種で、遠からず絶滅する/人類が滅亡しても、地球は新たな生命を育む/反原発の根拠/生き方の中にこそ生命の尊厳はある

Ⅰ チェルノブイリの死の灰はどこに行ったのか
チェルノブイリ原発の大事故/野菜が汚染された/母乳にまで放射能が/今も続く食品汚染/放出された死の灰/ヨーロッパ・ソ連の汚染の深刻さ/チェルノブイリ周辺の汚染の恐怖/もし九州で事故が起こったら/100万~200万の人がガンに/子供たちに集中する犠牲/有機農業に集中する汚染/工業化で潰されてきた農業/エネルギー浪費社会の末路/人間差別の上にしか成り立たない原発/汚染食品とどう向き合うのか/第三世界の現実/私たち自身が加害者に

Ⅱ 弱い人たちを踏台にした「幸せ」
放射能で汚れた食べ物/日本が拒否しても汚染は消えない/過酷な現実といわれなき差別/私たち自身が加害者になっている/子供たちの澄んだ瞳

Ⅲ 放射能汚染の現実を超えて
チェルノブイリ原発事故/ソ連、ヨーロッパの汚染の深刻さ/日本の状況/本当に必要なこと

Ⅳ 放射能汚染の中での反原発
はじめに/国の規制値にはまったく根拠がない/安全な被曝量など存在しない/原発の恩恵を受けている国は汚染も受け入れよ/弱者にしわ寄せされる放射能汚染食糧/誰が立証すべきなのか/運動はどういう波及効果を持つか/国が恐れていることと、運動に必要なこと/多元的な運動と根源的な運動/運動の形成と目標/根源的な運動の具体像/この現実を差別と呼ばずに何と呼ぶのか/「唯一の被爆国」と呼ぶ誤り/朝鮮人被爆者をいまだに差別し続けている私たち/排外主義から国際連帯へ/国際連帯に至る日本人としての条件/反原発運動の飛躍のために/どういう人たちの立場に立つのか

Ⅴ 多様な運動の根源における連帯
存在する無数の課題と連帯の地平/汚染測定の醜さと活路

Ⅵ 有機農法玄米のセシウム汚染が教えるもの
はじめに/汚染の強さを決める要因/チェルノブイリ原発事故による日本国内の汚染/玄米のセシウム汚染の主犯は過去の核実験にある/それぞれの玄米からの被曝量/汚染への向き合い方

Ⅶ 原子力開発と地球環境問題
原子力開発の看板の変遷/温暖化問題と化石燃料の浪費/日本による略奪的な森林伐採/温暖化問題の本質はエネルギー浪費/エネルギーを浪費しない社会への道/原子力はクリーンでも安全でもない/原発は石油がなければ動かない/おわりに――いわれなき犠牲をさけること
  
 小出 裕章 (コイデ ヒロアキ)   
1949年、東京生まれ。東北大学工学部原子核工学科大学院修了。京都大学原子炉実験所助教。著書に『隠される原子力・核の真実』など。
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京都府は国の指示を待っていない
☆国からの指示がなければ一切動かない(動けない)という国と都道府県庁の関係が否応なく変わりだしたらしい。お国の専門家官僚と言っても、その行政能力や当事者責任感のなさという、化けの皮がはがれている現在、都道府県レベルで住民を守る自衛策を図るのは当然だ。☆

福井の原発事故想定 避難放射線量、府が設定
【2011年05月20日 09時02分】京都新聞

 京都府は19日までに、福井県での原発事故を想定し、住民に避難を呼び掛ける目安となる放射線量を独自に定める方針を決めた。原子力災害に備えた現行の地域防災計画は、福島第1原発事故のような長期にわたる放射性物質の放出を前提にした避難の目安がないため、同じ計画を持つ自治体で初めて暫定的な数値を設け、緊急時の迅速な判断に生かす。20日に開く府防災会議に提案する。

以下こちら
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住民の生活とあまりにも深く絡み合った原発産業 福島の現実
☆そこで暮らしている人は何かで収入を得て生活を成り立たせている。原子力発電による経済システムに組み込まれたら、そのシステム外の人間にはわからない世界に入っていく。どうにも辛い報告だが、大手新聞が目をつぶって報道しない現実を示す内容だ。

原発と離婚できない福島

一部引用・・

20キロラインのぎりぎり外側で暮らすおばあさんに話を聞く段取りをした時のことだ。紹介者を通じて、いったん「いつでもうちに来て」という返事が来た。「話し好きな人だからいろいろ面白いですよ」と紹介者も言うので、楽しみにしていた。

 ところが、一夜明けて、約束の時間の5分前に電話がかかってきた。

「やっぱりやめておく」

 そう言うのだ。こちらは理由を聞く。向こうは口ごもる。「あの後、息子さんが帰ってきて、マスコミなんかやめておけ、と言われたらしく、急に態度が変わった」と申し訳なさそうに紹介者が言う。

 そういう時は、
「親戚や家族がお世話になっているので、原発や東電の悪口は言わない」
「マスコミやよそ者にそういう話をしない」
「マスコミによくないことを言うと、地域で仲間外れにされる」
「言うと、どこでどんな後難があるか分からない」

 そういう含みだということが次第に分かってきた。それから何件も取材を断られたからだ。

 別に原発や東京電力の批判をしてほしいわけではない、中間地帯で暮らしの何が不便か教えてほしいだけだ、と説明してもダメなのだ。「どこで何があるか分からない」と、誰もが「見えない何か」を恐れているのだ。

全文はこちら
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大阪府立公衆衛生研究所というのがあるらしい
☆福島の原発事故の関西での影響を報じる記事の中に「大阪府立公衆衛生研究所」という名前があった。当然これまで私は存在を知ることはなかった。お役にたっては困るけど、いざと言う時に与えられた機能を果たしてくれれば、府税を払っている府民や近隣の住民も有難いと思う。健康に被害がないと言われても、3.11以前には検出されなかったセシウム134が関西の空にも流れているというのは辛いもんがある。

大阪で微量の放射性物質検出
5月19日 20時52分  NHKニュース

東京電力福島第一原子力発電所の事故によるものとみられる放射性物質が、大阪市内でも検出されたと、府の公衆衛生研究所が発表しました。検出された放射性物質は、ごく微量で、研究所は健康に影響はないとしています。

大阪・東成区の大阪府立公衆衛生研究所は、毎月、屋上に設置した計測器に雨やちりなど大気中の降下物を集め、詳しく分析しています。研究所が先月1日からの1か月間に集めたサンプルを分析したところ、ごく微量の放射性のセシウム134とセシウム137が検出されたということです。

 セシウム134は、これまで検出されたことがなく、また、セシウム137は通常の100倍に上っていて、研究所は、福島第一原発の事故によるものとみています。研究所によりますと、これらの物質が出す放射線を1年間受け続けたとしても、自然界から受ける放射線量の1万分の1以下で、健康に影響はないということです。
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だましたやつが悪いのか、だまされた私たちが愚かだったのか
東奥日報 「天 地 人」社説  (青森県の地元紙)
2011年5月19日(木)

不信をなじってもむなしい。肝心なのは自分の考えを深め、確かな目を持つこと

 福島第1原発事故の被災者は「国策の被害者」だから「政府として最後の最後まできちっと責任を持って対応する」と菅直人首相が言った。国策ねえ。随分、県民を酔わせた言葉だ。甘い夢と苦い思いを呼び覚ます。

 本県に富をもたらすはずが、そうでもなかった。砂鉄資源を生かそうとした製鉄事業は頓挫した。砂糖の国内自給策に乗ってビート栽培に励んだものの、自由化政策に切り替わって製糖工場はたちまち閉鎖だ。食糧増産の掛け声のもと開田に取り組んだら一転、減反の憂き目に遭った。

 むつ小川原大規模開発は全国総合開発計画の核に位置付けた国策中の国策だった。不毛の地を一大工業基地にするという地域活性化の切り札が空手形に終わり、夢ははかなく消えた。悔しさをぶつけようにも、時代が変わったのだからと言われてはあきらめるしかなかった。

 時代の風はいつだってつれなかった。歌の文句じゃないけれど、だましたやつが悪いのか、だまされた私たちが愚かだったのか。国策の被害者が県民だからといって、政府は過去の国策の見込み違いまで償ってはくれまい。夢から覚めて思うのは大樹によりかかる危うさだ。

 不信をなじってもむなしい。肝心なのは自分の考えを深め、確かな目を持つことだろう。国民の安全と暮らしを守れない国策を目の当たりにした3.11以降、その思いを深くする。原子力とどう付き合うかの岐路に立って迎えた県知事選は、明日を生きる哲学をぶつけ合うものでなければならない。
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アメリカ側の状況は日本の基地存続利権族に逆風
元米高官「辺野古中止、間違いない」
2011年5月19日 09時44分 1沖縄タイムス

【平安名純代・米国特約記者】米上院軍事委員会のレビン委員長(民主)らが米軍普天間飛行場を名護市辺野古沖に移設する現行計画を「実現困難」とし、代替施設建設の中止と嘉手納基地への統合案を提言したことについて元米政府高官は17日(日本時間18日)、「代替施設の建設中止はほぼ間違いないだろう」と述べた。

 その上で今後、米議会で在沖米海兵隊のグアム移転計画見直しに関する協議が本格化し、日米両政府が再交渉に迫られる可能性が高いとの見方を示した。沖縄タイムスの取材に答えた。

 元高官は、グアムで真水事業など海兵隊受け入れのための建設工事が一時凍結していることなどを指摘。財政赤字削減を背景に米軍再編見直しの機運が高まりを見せている中、国防予算の承認権を持つ有力議員らが超党派で「数十億ドルの財政節減になる」と打ち出した提言はオバマ政権の支持を得るとした。一方で、嘉手納への統合案については「国防総省を交えた協議が必要となるため流動的」との見方を示した。

 レビン氏らが代替施設は不要との見解を打ち出したため、同施設の建設をパッケージとした日米合意を見直す必要があるとし、「解決すべき多くの課題が残されている」とした。 
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2011年05月19日(木)
おかんの昼ごはん
☆世の中は順番なんだろう。おそかれはやかれ自分も☆

<おかんの昼ごはん>

連休、
ふるさとに帰ってみると、

おかんが「老いて」いた。

一緒に、夕飯のしたくをしながら、
あぜんとした。

おかんは自分から始めようとしない。

私にやらせようと、
指示ばかりしている。

「きゅうりを切って」とか、
「うなぎを温めて」とか、

以下  こちら

<母の老いを感じた時>

五年前、久しぶりに
ひとり暮らしの母の処へ帰った時のこと。
夕飯の手伝いでもしようかなと冷蔵庫を開けた瞬間
時が止まったような感覚。
頭の中が波のすーっと引いていくような感覚に
襲われました。

なんと冷蔵庫の中には、母の大好きなキムチが
20個以上あったのです。

そしてその殆どのパックの賞味期限が切れていました。
慌てて他のものもガサガサと調べてみると
同じものがいくつもあり、
いずれも同じような状態になっていました。

以下 こちら
2011年5月19日 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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宇宙の星雲と銀河
星雲は、ほこり、水素ガス、ヘリウムガスなどの電離ガスの星間雲です。 もともと、星雲は天の川を超えた銀河を含む拡張する天体の一般的な名前です。
星雲は、宇宙の基本的な構築ブロックです。 星雲に星や太陽を構築する要素が含まれています。 彼らは、豊かな色彩と光の渦と輝いて、宇宙で最も美しいオブジェクトでもあります。
星雲は美しい赤、青、および緑に輝きます。 これらの色は、星雲内にあるさまざまな要素が原因です。 ほとんどの星雲は約90%の水素、10%のヘリウム、0.1%の炭素、窒素、マグネシウム、カリウム、カルシウム、鉄などの重い元素で構成されています。
星雲は 実際に、銀河の中で最大のオブジェクトの一つです。 彼らの多くは数十あるいは何百光年の距離にあります。
星雲は、5つの主要なカテゴリに分類されています。
これらは、発光星雲、反射星雲、暗黒星雲、惑星状星雲と超新星の残骸です。
Beautiful Nebulas in the Universe
Here
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思わず息をのむ雲の上の世界
Breathtaking Images From Above the Cloud
Here
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橋下さんが持つ別の顔  国旗と国歌を踏絵にして排除
☆橋下さんは日本教の教祖を目指しているらしい。☆

君が代で立たない教員辞めさせる 大阪府の橋下知事
大阪府 国旗国歌
2011/05/16 21:40 【共同通信


 大阪府の橋下徹知事は16日、入学式や卒業式での君が代斉唱時に教育委員会などの指導に従わず起立しない教職員について「辞めさせるルールを考える」と述べ、排除していく考えを明らかにした。強硬な姿勢に教職員側の反発も予想される。

 知事は「国旗国歌を否定するなら公務員を辞めればいい。身分保障に甘えるなんてふざけたことは絶対許さない」とも強調。府庁で記者団の質問に答えた。

 知事が代表の「大阪維新の会」の府議団は、教職員に起立を義務付ける条例案を5月議会に提出予定で、提出されれば可決の見通し。

☆内田樹の「国旗国歌と公民教育」から一部引用・・

だが、刻下の国旗国歌論を徴する限り、ほとんどすべての論者は「法律で決められたことなんだから守れ」といったレベルの議論に居着いており、「国民国家の成熟したフルメンバーをどうやって形成するか」という教育的論件に言及することはまずない。

いわゆる「国旗国歌法」によって国旗国歌は1999年に定められた。
その法律制定当時の首相であった小渕恵三は衆院本会議で、共産党の志位和夫議員の質問に答えて、こう述べた。
「学校における国旗国歌の指導は「国民として必要な基礎的、基本的な内容を身につけることを目的として行われておるものでありまして、子供たちの良心の自由を制約しようというものでないと考えております」

さらにこう続けた。
「政府といたしましては、国旗・国歌の法制化に当たり、国旗の掲揚に関し義務づけなどを行うことは考えておりません」。

私はこの首相答弁はごく常識的なものだと思う。私が首相でも、似たようなことをしゃべったはずである。

全文はこちら
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 原発、謝罪の歴史 甘い処分で体質不変
毎日新聞の特集記事。

特集ワイド:「あってはならない事故」--原発、謝罪の歴史 甘い処分で体質不変

一部引用・・

・・06年11月には、再び東電で原発の検査データ改ざんが発覚。翌年3月には、東電福島第1原発と北陸電力志賀原発で、核反応が制御不能になる臨界事故を隠蔽していたことが明るみに出た。志賀は99年、福島第1は78年のことで、28年間も国民の目をそらしていたのだ。

 当時の謝罪会見で、東電幹部からは、

 「報告する必要がないものだった」

 との発言が飛び出し、北陸電幹部も、

 「トラブル続きだと地元の信頼を損なうと考えた」

 と“率直”に語った。

 それでも東電の勝俣恒久社長(現会長)は、原発のある自治体へのおわび行脚で、

 「徹底的にうみを出したい」

 「データこそが品質管理の原点。データを粗末に扱わない風土を確立したい」

 と述べている。

 この問題を受け、全国の電力会社が一斉に実施した「総点検」では、火力や水力発電所も含め12社で1万件を超える不正が見つかり、当然、国からの重い処分が予想された。

 ところが、保安院が下したのは、重大事故の報告を義務づけるよう保安規定を変更するという、肩透かしのような甘い処分。過去の隠蔽責任を問わなかった。甘利明経済産業相(当時)は処分発表当日の会見で「電力会社は社会的なペナルティーを受けている」と幕引きを急いだ。

 07年7月、新潟県で中越沖地震が発生。東電の柏崎刈羽原発の変圧器で火災が発生し、黒煙が上がった。延焼すれば原子炉を冷却するための外部電源が失われる危険性もあったが、東電幹部は・・


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2011年05月18日(水)
今年11月8日大惑星が地球に接近する
2011年11月8日直径約400メートルもある巨大な小惑星『2005YU55』が、月よりも近い距離まで地球に接近する。ここまで巨大な物体が地球に大接近するのは、観測史上初。画像をクリック。 巨大小惑星が地球に接近
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最初の一歩になるか、小手先かわしか?
☆取調べの全面可視化導入の最初の一歩になるか、小手先かわしだけのことかは別として、江田法務大臣の過去の法務大臣がしたことがない最高検総長への指示を受けてのことに違いない。江田法務大臣も是非今後も注視し、全面可視化の実現に注力して欲しい。

マッカーサーをしても変えられなかった、現代日本に残る江戸幕府時代のお白州裁きから、われわれが法治国家の取調べを受けるくにたみになるために。☆

10地検の特別刑事部も可視化 不祥事防止で最高検
2011/05/17 21:11 【共同通信】

 最高検は17日、全国10地検にある特別刑事部が同日以降に逮捕した容疑者について、取り調べの録音・録画(可視化)を試行すると発表した。各地検の特別刑事部が手掛ける事件は年間数件程度と少ないことなどから、7月末までとされていた開始時期を早めた。

 一連の検察不祥事を受けた再発防止策の一環として、最高検は特捜部事件で取り調べの一部過程で可視化を試行しており、今後は全過程でも行う方針。江田法相は4月、特別刑事部の事件も3カ月以内に可視化対象とするよう指示していた。

 特別刑事部は96年に札幌や横浜など10地検に設置され、汚職事件や経済事件で独自捜査をしている。
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児玉清さんが亡くなった
俳優としての児玉清さんは何となく素人の懸命さを残しているように思った。長く司会をしていたクイズ番組は知らないが、書評の番組でこの人の貪欲な活字に対する意欲にいつも驚いていた。

取り上げられる本のオモシロさをわかりやすく言ってくれて役に立った。77歳の胃がんでの死だったが、彼は中身の濃い一生を送ったと思う。

本を読む楽しみは年齢に関係がないことを教えてくれていた児玉清さん、ありがとうございました。


児玉清さん死去、77歳 「アタック25」など司会
2011年5月17日20時16分 asahi.com

 温厚な二枚目役やホームドラマの脇役で知られ、クイズ番組や書評番組の安定感のある司会ぶりにも定評があった俳優の児玉清(こだま・きよし、本名北川清〈きたがわ・きよし〉)さんが16日、胃がんのため東京都内の病院で死去した。77歳だった。通夜は20日午後6時、葬儀は21日午前11時30分から東京都文京区大塚5の40の1の護国寺桂昌殿で。喪主は妻北川好子(よしこ)さん。
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今日も東京都日野市の放射能値は平常値
サイトから引用⇒

 当地(東京都日野市)のガイガーカウンタによる放射線量を、事実のまま表示するものです。

縦軸は毎分のガイガー計数値(CPM)で、CPM値に、0.00833をかけると、マイクロシーベルト/時
たとえば、20CPMは0.1666マイクロシーベルト/時
アルファ放射線、ベータ放射線、ガンマ放射線の合計
使用計測器:米国のBlack Cat Systems社GM-10ガイガーミューラカウンタ

設置場所:北緯:35°39' 28.08", 東経:139°24'05.40", 標高:101m
東京都日野市南平2丁目, 木造住宅2階窓辺
測定開始:2005.11.3
5分ごとに、アップしていますので、リロードして最新のデータをご覧ください。

「計測の結果、当地では平均 CPM = 15 程度で、0.15マイクロシーベルト/hrに相当します。自然界の放射線量の世界平均は2.4ミリシーベルト/年だそうで、1時間あたりに直すと0.27マイクロシーベルト/hrですので、当地はその約半分です。幸い今のところ、大きな異常値の観測はありません」

こちら
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最前線に指揮官が出ない東京電力
東電社長はなぜ現場で陣頭指揮をとれないのか?

一部引用・・

「先生、やっぱりサラリーマンの経験がないから甘いですわ(笑)。よう考えてみてください。周囲の意見をきかずに、みずから現場で陣頭指揮をとるような人がサラリーマン社長として出世できると思いますか?たしかにうちの会社にも、東電にも、そういった人はいますよ。

 でも、平時にそんな人はうっとうしくて、使い物にならないのですよ。有事に必要とされるような人は、いまごろは関連会社ですよ。周囲に優秀な役職員を置いて、的確な意見を集約して、冷静に経営判断をすることで上ってきた人は、有事にも同様の行為しかできないでしょう。」

「土下座はやれと言われたらやれますね。土下座というのは、屈服する姿勢ではないでしょう。まだまだ相手に要求する(相手を屈服させる)ことがあるからできるんですよ。国会議員だって、選挙前日ならやるでしょ?当選御礼ではやりませんよね。心から謝罪する気持ちだけだったら誰もやりませんよ。」

全文はこちら

☆誰が全体の状況を把握して問題点を押さえ、どう手を打っていくのか、司令官の姿が見えない事故発生当事者である東京電力という会社。もしかすると事故の全容を推定し、打つ手を考える事の出来る技術者は、取締役会メンバーに誰もいないのかも知れない。考えたら本当に恐ろしいことだ。子会社でもいい、OBでもいい、あるいは世界にでもいい。解決できる能力のある人を呼び集めて欲しい。

同じような事故が関西電力や中国電力、九州電力で起きたら、対応できる技術者幹部はいるのだろうか?
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非常時と人の本質について   香山リカさんの話
一部引用・・

復興の役に立てないからといって、あなたの価値が下がったわけではない

非常時に表れる反応に一喜一憂してはいけない 

物事に対する反応は、人それぞれです。それが健全な社会であり、この大災害を前にしてもそれは変わらないと思います。

 前回も少し触れましたが、地震から2ヵ月が過ぎたいま、夫婦の間で震災に対する捉え方が違ってイライラを募らせるケースが増えているといいます。親子や友人の間でも同じ現象が起こっていて「こんな人は尊敬できない」「もう顔も見たくない」というところまで発展してしまっているといいます。

 確かに、震災をどう考えるかというのは重大なことです。

 しかし、人が心の中でどのようなことを考えているかということは、夫婦でも親子でも友人でもわからない場合があります。

 何事もなかったかのように日常を送る夫を見て、苦しんでいる人がいるのにデリカシーがないと妻が腹を立てる。でも、夫は日々の仕事をするしかないだけで、こころの深いところではいろいろ考えているかもしれません。地震や原発が怖くて仕方がないから、恐怖を抑えるために平静を装っているだけかもしれないのです。

 非常時に人の表面に出てくる部分だけで、その人のすべてがわかるものではありません。平然としているように見えるだけで、冷たいとか鈍感だとか決めつけてはいけません。そのことで人間関係が変わってしまうのも変な話です。

全文はこちら
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それでも地球はまわる   たった一人の反論
☆1000人の人が、10000人の人が、いや国中の人が「地球は動かず太陽が地球の周りを回っている」と言っているのに、たった一人「それでも地球はまわる」と言ってローマ法王庁から断罪されたガリレオ・ガリレイ。

原子力村の一大勢力はいまだに「日本社会の発展のためには今後も原子力発電は必要だ」と言い続けている。

週刊誌や新聞やテレビを読んだり見たりしても、何が本当のことかわからない。しかし福島原発事故が起こって2か月以上たったいま、誰が計算づくで発言しているのか、誰が事実に即して物を言おうと努力しているのか見えてきた。

わずかながらも日本にもガリレオ・ガリレイはいる。

 ところで、時には独立系週刊誌のまとめ記事も参考になる。この週刊誌はどうしようもなクズ記事は比較的少ない方だ。どんな雑誌でも中のクズ記事やクズ寄稿家は自分で取捨選択するしかない☆

週刊ダイヤモンド5月21日号 5月16日 (月)発売

特 集 原発   カネ 利権 人脈

Prologue 原発・日本を動かす巨大装置

1基建設で100年続く原発利権

Diagram 100年間、業界を食わせる原発の全貌
Diagram 徹底解剖!原発産業のカネ・利権・人脈

Part 1 原発に群がったヒト・企業・カネ

甘い汁を求め群がる有象無象

Column 東大・原子力ムラの支配力

一転厳冬期へ 原発メーカー3社

原発城下町が抱え込む前途多難
Interview 会田 洋●柏崎市長

Column 福島と符合する水俣市の悲劇

原発労働者たちの悲惨な現実

Interview 大前研一●経済評論家

Part 2 あぶり出された原発の真実

「想定外」という名のウソ
Interview 住田健二●大阪大学名誉教授、元原子力安全委員会委員長代理

Column 「原発は安い」は大いなる欺瞞
廃炉に必要不可欠な“超法規的措置”

Map 鎌仲ひとみ●映画監督、ジャーナリスト
Interview 大前研一●経済評論家
補償スキームめぐる虚々実々

etc
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